...漫画を読んで笑ったり、泣いたりするのが悦に入る...
...寝転がって音楽を聴くのが悦に入る...
...仕事が終わって一杯飲むのが悦に入る...
...買い物をして新しい服を着るのが悦に入る...
...二三日は撫でたり擦つたりして悦に入るのだが...
辰野隆 「書狼書豚」
...此れを書いて」と云つて独り悦に入るのであつた...
寺田寅彦 「蓑田先生」
...君も甘んじてひとり悦に入るしかないがね...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...悦に入ると盤上に涎を垂らすこともあった...
豊島与志雄 「三木清を憶う」
...次から次へでくの坊を引っぱり出して悦に入るが...
中里介山 「大菩薩峠」
...仮設的対象敷衍の巧奢(ママ)者ラヴェル輩よりもアマいなぞといふのが音楽界の常識となり得たる今日――否々それを常識と互に心得合つて悦に入るか...
中原中也 「音楽と世態」
...悦に入ることもある...
中村地平 「南方郵信」
...うへえと悦に入る長閑(のどか)な顔が見たいのだという...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...発案者たる大家さんはひとりで気分を出して悦に入るが...
正岡容 「圓太郎馬車」
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