...彼は根性悪だから、人に迷惑をかけることがよくある...
...実は私も若い頃は根性悪と呼ばれたことがある...
...開発者が根性悪であっても、クオリティの高いアプリを作ることができる...
...それでも、彼女の根性悪を許すことはできない...
...同志社大学の授業で、根性悪を研究する論文を書いている...
......
石川啄木 「一握の砂」
...性悪(しょうわる)の吉ちゃんも...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...貴女(あなた)は見掛によらない性悪ですね...
薄田泣菫 「茶話」
...」「性悪……」と婦人は立ち止つて男の顔を見た...
薄田泣菫 「茶話」
...利太郎の横恋慕(よこれんぼ)にどの程度の熱意があったか知るべくもないが若年の頃は誰しも年下の女より年増(としま)女の美に憧(あこが)れる恐らく極道の果てのああでもないこうでもないが昂(こう)じたあげく盲目の美女に蠱惑(こわく)を感じたのであろう最初は一時の物好きで手を出したとしても肘鉄砲(ひじでっぽう)を食わされた上に男の眉間まで割られれば随分性悪(しょうわる)な意趣晴らしをしないものでもない...
谷崎潤一郎 「春琴抄」
...ついこんな性悪(しょうわる)をやらかしたように安く見ていなさるようだが...
中里介山 「大菩薩峠」
...いかに性悪な人も...
中里介山 「大菩薩峠」
...この性悪(しょうわ)る男め」したたかに高股のあたりを抓(つね)ると...
野村胡堂 「百唇の譜」
...「お前さんは性悪だから...
野村胡堂 「百唇の譜」
...冷淡さと生まれつきの性悪さとが発見するもっとも愚かしいいつわりであった...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「断食芸人」
...あなたもそうとう性悪(しょうわる)だが...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...中途まで来ると矢張り駄目だ! どうしても踊りぬくことが出来ない!ええい性悪な悪魔めが!饐(す)えた甜瓜にでも咽喉を詰らせやがれ! もつと小さい中にくたばりくさるとよかつたんだ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...婦人の性質粗野にして根性悪しく...
福沢諭吉 「女大学評論」
...人間も性悪しとてむやみに鞭撻を加へて教育すればますますその性を害(そこの)ふて悪くするに相違なしと思ふ...
正岡子規 「病牀六尺」
...従来善牙獅の蹤(あと)を追い残肉を食い行く性悪の一老野干あり...
南方熊楠 「十二支考」
...ロメーンズはその友の持ち馬性悪く...
南方熊楠 「十二支考」
...不幸にして世の人皆愚にして根性悪しき故...
アルツウル・シユニツツレル Arthur Schnitzler 森林太郎訳 「アンドレアス・タアマイエルが遺書」
...こうした性悪(しょうわる)の女を...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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