...彼は根性悪だから、人に迷惑をかけることがよくある...
...実は私も若い頃は根性悪と呼ばれたことがある...
...開発者が根性悪であっても、クオリティの高いアプリを作ることができる...
...それでも、彼女の根性悪を許すことはできない...
...同志社大学の授業で、根性悪を研究する論文を書いている...
......
石川啄木 「一握の砂」
...性悪(しやうわる)男8・26(夕)ある婦人が市街(まち)を歩いてゐると...
薄田泣菫 「茶話」
...」「性悪……」と婦人は立ち止つて男の顔を見た...
薄田泣菫 「茶話」
...利太郎の横恋慕(よこれんぼ)にどの程度の熱意があったか知るべくもないが若年の頃は誰しも年下の女より年増(としま)女の美に憧(あこが)れる恐らく極道の果てのああでもないこうでもないが昂(こう)じたあげく盲目の美女に蠱惑(こわく)を感じたのであろう最初は一時の物好きで手を出したとしても肘鉄砲(ひじでっぽう)を食わされた上に男の眉間まで割られれば随分性悪(しょうわる)な意趣晴らしをしないものでもない...
谷崎潤一郎 「春琴抄」
...克に何ぞ性悪(しょうわる)したんじゃないんか」やっぱり黙っている...
壺井栄 「赤いステッキ」
...人間みたいな野蛮で性悪(しょうわる)な動物の頭に浮かんだということが...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...ついこんな性悪(しょうわる)をやらかしたように安く見ていなさるようだが...
中里介山 「大菩薩峠」
...いかに性悪な人も...
中里介山 「大菩薩峠」
...どうせ江戸一番の性悪男だから...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...――売女(ばいた)根性の――江戸一番の性悪娘を...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...あの性悪の千代之助を思って在らっしゃるのでは御座いませんか」「飛(と)んでもない...
野村胡堂 「百唇の譜」
...あなたもそうとう性悪(しょうわる)だが...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...ええ忌々しいつたら! あのソローハの性悪婆あめ! 人を袋ん中へ押し込めやあがつて……ほんにさう言へば...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...悪い者を出さぬために性悪説へと下つてしまふ...
平山千代子 「転校」
...婦人の性質粗野にして根性悪しく...
福沢諭吉 「女大学評論」
...皆去勢せねど性悪しきもの少なく...
南方熊楠 「十二支考」
...然れども荀卿(じゆんけい)性悪を唱へて李斯(りし)書を火にす...
山路愛山 「凡神的唯心的傾向に就て」
...「黒(ブラック)」バートンというねじけた性悪の男が...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
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