...実際上応用するところのもの...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...これを国防方面へ応用することには気がつかなかった...
海野十三 「特許多腕人間方式」
...その結果を実際に応用するにある...
大隈重信 「早稲田大学の教旨」
...工業等に広くこれを応用するようにつとめることが必要である...
丘浅次郎 「民族の発展と理科」
...暫くもこの学説を応用するを...
高木敏雄 「比較神話学」
...分子の集団から成る物体を連続体と考えてこれに微分方程式を応用するのが不思議でなければ...
寺田寅彦 「科学者と芸術家」
...ことに数学を物理的現象の研究に応用する場合になると...
寺田寅彦 「科学と文学」
...とにかく物理学的方法を応用する場合の独立変数としては不適当なるものなりしなり...
寺田寅彦 「自然現象の予報」
...医薬を応用するものあり...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...吾々はかかる先験的な規定を運動という経験的な概念に応用することによって...
戸坂潤 「エマヌエル・カント『自然哲学原理』解説」
...「エンジニヤリングとは人間の目的のために科学を経済的に応用するやり方である」(G. Dunn,“Science”No. 1837)...
戸坂潤 「技術の哲学」
...それは以上の出発と結果とを客観的な存在へ応用することに外ならない...
戸坂潤 「範疇としての空間に就いて」
...厳粛なる支那日本の古典よりその意匠を借来(かりきた)りてこれを極(きわ)めて卑俗なるものに応用する時は爰(ここ)に自(おのずか)ら滑稽(こっけい)機智の妙を感ぜしむべし...
永井荷風 「江戸芸術論」
...帆力(はんりょく)を応用することによって成算を立てたけれども...
中里介山 「大菩薩峠」
...レプリカ法を応用することを考案したからである...
中谷宇吉郎 「雪の化石2」
...彫刻師凡骨をかし湯の宿に人をまねびて転寝ぞする日本木版の技術を洋画に応用することは寛先生の考案であり...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...ドシドシ実際に応用する事が出来るとなったら...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...此(この)奇抜な画風を室内の装飾に応用する事は未(ま)だ本元の巴里(パリイ)でも敢(あへ)てしない事で...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
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