...今もなお懐中せる今朝の写真に心附けば...
泉鏡花 「活人形」
...若しも此の点に心附いたならば固形論理の狂奔を止めるための手綱として最も適当なものでは無からうか...
丘浅次郎 「固形の論理」
...疑はしいと心附いたことは遠慮なく疑ひ...
丘浅次郎 「理科教育の根底」
...やっている彼の父としてこれ位の心附きは何の不思議でもない事であった...
相馬泰三 「田舎医師の子」
...いろいろ師匠の病気についての看護のことに心附いたことがあっても...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...或はさういふ弱點を心附かずに居る者もあるであらう...
長塚節 「記憶のまゝ」
...お心附けが*8白紙幣(しろざつ)一枚とは...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...「モシ罷めになッたら……」ト取外(とりはず)して言いかけて倏忽(たちまち)ハッと心附き...
二葉亭四迷 「浮雲」
...「今夜は大分御機嫌だが」と昇も心附いたか...
二葉亭四迷 「浮雲」
...生憎(あやにく)誰も心附かん...
二葉亭四迷 「浮雲」
...昇もまたお政の意を見抜いている※しかも互に見抜れていると略(ほ)ぼ心附いている...
二葉亭四迷 「浮雲」
...それにもまた自分は心附いていまい...
二葉亭四迷 「浮雲」
...さてはエスペラント協会員だなと心附いたから...
二葉亭四迷 「エスペラントの話」
...金包みを官左衛門に打ち附けんとして心附き...
三木竹二 「両座の「山門」評」
...祝儀(しゅうぎ)の心附けが少なかったりした家は思わぬ返報(しかえし)をされるものだった...
水上滝太郎 「山の手の子」
...ふと心附くと、丁度末造の家が溝(どぶ)の向うにある...
森鴎外 「雁」
...暫く心附かでありしが...
森鴎外 「文づかひ」
...ほかにもあるか知らぬが自分の心附いたのは...
柳田國男 「地名の研究」
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