...葉子はこんな心持ちになって...
有島武郎 「或る女」
...そんな心持ちで古藤の言葉などを考えてみると...
有島武郎 「或る女」
...ちっとも心持ちが変わってはいないんです...
有島武郎 「或る女」
...自分の番が来た……その心持ちはたまらないものだった...
有島武郎 「或る女」
...毎日々々たいして悪くもない体を床に横たへて無為に暮す私のさびしい今の心持ちでは...
伊藤野枝 「日記より」
...人を泣かせたり笑わせたりする芸人その物の自分では泣いたり笑ったりできないその心持ちまでも研究しているらしい...
岩野泡鳴 「猫八」
...――渠(かれ)が不愉快な心持ちで戻つて來た時...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...老子の思想は道教信者たる支那人の心持ちと非常に好く吻合する所のものである...
橘樸 「支那を識るの途」
...少女は心持ち顔を赤くしたようであったが...
田中貢太郎 「緑衣人伝」
...どうしてもこれは吾々(われわれ)の間に厭な心持ちのすることが持ち上らずにはいない...
近松秋江 「うつり香」
...なんとも言われない情けない心持ちになってしまった...
寺田寅彦 「柿の種」
...私はそれらの記事をもっともと思うと同時にまた当局者の心持ちも思ってみた...
寺田寅彦 「断水の日」
...なんとなくいい心持ちにできあがっている...
夏目漱石 「三四郎」
...不平が起ったら起してしまえば当分はいい心持ちになれる...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...喜劇の心持ちだ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「道化玉座」
...かれの心持ちはわたしにはわかっていた...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...品のいい宮様のように鼻筋のとおった人形……それが心持ち眼を伏せて...
夢野久作 「怪夢」
...我々は死を中心にして動くこれらの心持ちの変遷に...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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