例文・使い方一覧でみる「心持ち」の意味


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...葉子の心持ちを少しも理解していない社会ほど愚かしげな醜いものはなかった...   葉子の心持ちを少しも理解していない社会ほど愚かしげな醜いものはなかったの読み方
有島武郎 「或る女」

...自分の住んでいた家を他所(よそ)ながら見て通りたい心持ちになっていたからだった...   自分の住んでいた家を他所ながら見て通りたい心持ちになっていたからだったの読み方
有島武郎 「或る女」

...この重い重い責任を思うと五体もすくむような心持ちがする...   この重い重い責任を思うと五体もすくむような心持ちがするの読み方
伊藤左千夫 「去年」

...自分の地面と隣の地面との間には明らかな境界線を定めておかねば気がすまず、わが国と隣の国との間には溝を掘って境をあきらかにしておかぬと安心ができぬが、この心持ちが、言葉の方面にも働いて一つ一つの言葉の間に繩張りをしておかぬと、観念の整理ができぬごとくに感じ、なにはさておいても言葉の定義を造ることに骨を折るのであろう...   自分の地面と隣の地面との間には明らかな境界線を定めておかねば気がすまず、わが国と隣の国との間には溝を掘って境をあきらかにしておかぬと安心ができぬが、この心持ちが、言葉の方面にも働いて一つ一つの言葉の間に繩張りをしておかぬと、観念の整理ができぬごとくに感じ、なにはさておいても言葉の定義を造ることに骨を折るのであろうの読み方
丘浅次郎 「我らの哲学」

...つい自分はあさましい心持ちになって...   つい自分はあさましい心持ちになっての読み方
辰野隆 「芸術統制是非」

...病人は心持ち好さそうにして...   病人は心持ち好さそうにしての読み方
田中貢太郎 「人面瘡物語」

...何よりもその活(い)き活(い)きとした景気の好い態度(ようす)に蹴落(けおと)されるような心持ちになりながら...   何よりもその活き活きとした景気の好い態度に蹴落されるような心持ちになりながらの読み方
近松秋江 「うつり香」

...私が教えなかった心持ちを読んだような鋭い黒眼をしてにやりにやり笑っていた...   私が教えなかった心持ちを読んだような鋭い黒眼をしてにやりにやり笑っていたの読み方
近松秋江 「うつり香」

...何とも云へない不快な心持ちになつて來た...   何とも云へない不快な心持ちになつて來たの読み方
近松秋江 「湖光島影」

...心細いよりはむしろゆっくり落ちついたような心持ちがした...   心細いよりはむしろゆっくり落ちついたような心持ちがしたの読み方
寺田寅彦 「旅日記から(明治四十二年)」

...別に叙述しようもない心持ちだからただの厭でとめて置く...   別に叙述しようもない心持ちだからただの厭でとめて置くの読み方
夏目漱石 「坑夫」

...自分の存在を閑却された心持ちになって...   自分の存在を閑却された心持ちになっての読み方
夏目漱石 「三四郎」

...夜はこの二階はいい心持ちです...   夜はこの二階はいい心持ちですの読み方
宮本百合子 「獄中への手紙」

...自分の心持ちをにおわしてだけでも言うことのできる母というものを玉鬘は持っていなかった...   自分の心持ちをにおわしてだけでも言うことのできる母というものを玉鬘は持っていなかったの読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

...これらの画の方にはるかに多くその心持ちが現われているのである...   これらの画の方にはるかに多くその心持ちが現われているのであるの読み方
和辻哲郎 「院展遠望」

...それでもって右のような心持ちを表現した...   それでもって右のような心持ちを表現したの読み方
和辻哲郎 「蝸牛の角」

...人を愛する心持ちがどんなに強く自分の内に起って来ようとも...   人を愛する心持ちがどんなに強く自分の内に起って来ようともの読み方
和辻哲郎 「自己の肯定と否定と」

...心持ちが全然変わった(随聞記第四)...   心持ちが全然変わったの読み方
和辻哲郎 「日本精神史研究」

「心持ち」の読みかた

「心持ち」の書き方・書き順

いろんなフォントで「心持ち」

「心持ち」の英語の意味


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