...爪先立って見れば西北にあるもっと遠くもっと青い山脈の峯のいくつか――天の鋳造所で鋳(い)られた真っさおな貨幣――を...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...それを部屋の西北の隅に敷いた...
太宰治 「道化の華」
...このアンチウム市の西北さらに百三十哩の――我々こそは未だ行ってみたこともありませんが...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...西湖の西北の空に鼠(ねずみ)色の雲が出て...
田中貢太郎 「蛇性の婬」
...西北向の国は地震計りと言ふ...
田中貢太郎 「日本天変地異記」
...市の西北にロウぜンボルグ城あり...
谷譲次 「踊る地平線」
...また車に乗って西北二十三キロの高地なるモン・フォーコンへ行く間には小さい村落を幾つか通り過ぎたが...
野上豊一郎 「ヴェルダン」
...西北の端になるところは...
久生十蘭 「我が家の楽園」
...西北の天には黒い幕が垂れかかって...
別所梅之助 「雪の武石峠」
...」「都の西北――を何辺やつたことでせう...
牧野信一 「蝉」
...」都の西北、といふのは滝野が四五年前、それも落第を重ねた後に漸く末席をもつて卒業した或る私立大学の校歌のことだつた...
牧野信一 「蝉」
...住民逃げ散じて市ために数年間空虚となったとクルックの『西北印度諸州篇(ゼ・ノース・ウエスターン・プロヴインセス・オブ・インジア)』に見え...
南方熊楠 「十二支考」
...川口が皆屈曲して西北に向つて水が入つて居ります...
柳田國男 「潟に關する聯想」
...大沼は城下町の西北二里ほどのところにある湖で...
山本周五郎 「若き日の摂津守」
...西北の強風の吹き送る外蒙の猛烈な沙塵を幾分防いでゐるのと...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...張飛卒(ちょうひそつ)一白馬は疎林(そりん)の細道を西北へ向ってまっしぐらに駆けて行った...
吉川英治 「三国志」
...西北の山地へ分け入らせたが...
吉川英治 「三国志」
...清水谷などの西北方にある味方先鋒部隊と呼応(こおう)し...
吉川英治 「新書太閤記」
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