...あの人は後先考えない人だから、失敗が多い...
...今日は後先を考えずに遊んでしまった...
...考えずに後先を投げ出すことはできない...
...後先を考えて行動することが大切だ...
...後先を考えずに買い物をすると、無駄遣いをしてしまう...
...その後先生が亡くなり...
上村松園 「想い出」
...成るべく履物を後先(あとさき)へ...
薄田泣菫 「茶話」
...後先変わらないのは...
関根金次郎 「本因坊と私」
...後先(あとさき)の分別(ふんべつ)もないよになって夢中で電話口い走って行った...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...もう少し後先を考えて物を言え...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...達者な手だが惜しいことに後先がねえ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...後先の事を考えると喜三郎だ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...話が後先になったが...
久生十蘭 「悪の花束」
...五分ほどすると湖畔のほうへ行った警官とロッジの裏手へ行った私服が後先になって広間へ入ってきた...
久生十蘭 「肌色の月」
...「つい後先になってしまいましたが...
久生十蘭 「魔都」
...後先だけをわづかに金をつけてゐるといふわけで...
牧野信一 「好日の記」
...930川には後先になったり並んだりして...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...この辺は冬が永いので後先(あとさき)を切詰(きりつ)めて三月と九月にしている...
柳田国男 「海上の道」
...話の後先きをとり集めて考えると...
柳田国男 「故郷七十年」
...ちょうど我々の盆の魂祭(たままつり)の後先ともよく似ている...
柳田国男 「年中行事覚書」
...彼等はモアンの小家の近くまで後先きになつて歩いた...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...今生の後先(あとさき)などは...
吉川英治 「私本太平記」
...お獅子の二人は後先(あとさき)に...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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