...煩悶も必ず滋養ある食物として私に役立つだろう...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...彼が非常に役立つことを発見した...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...しかしこれ救(すくい)の基礎とし準備として役立つことは疑(うたがい)ない...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...彼を睡らせる揺籃(ようらん)として役立つばかりだった...
海野十三 「火葬国風景」
...きつと何かに役立つ...
種田山頭火 「一草庵日記」
...私でも――私の行乞でも何かに役立つことを知つた...
種田山頭火 「行乞記」
...航海に大いに役立つことも可能である...
レオン・ワルラス Leon Walras 手塚壽郎訳 「純粋経済学要論」
...私のいわゆる全機的世界の諸断面の具象性を決定するに必要な座標としての時の指定と同時にまた空間の標示として役立つものがこのいわゆる季題であると思われる...
寺田寅彦 「日本人の自然観」
...何か役立つ情報があるとうれしい...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...この部分は纏った宗教学教科書として役立つだろうと思う...
戸坂潤 「読書法」
...「何にでも役立つという...
豊島与志雄 「女心の強ければ」
...今度の選挙運動に役立つのさ」その時...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...邸内をよく知る君が大いに役立つ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...これほどまでも草木(くさき)は人間の心事(しんじ)に役立つものであるのに...
牧野富太郎 「植物知識」
...何らかの程度において人間の天寿を短縮するに役立つあらゆる原因を含むものである...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...昭和八年以前の本を知るのにだけ役立つわけですが...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...最も低くゆるんだ理由・最もありふれた理由・が最もよく実際に役立つのだとしたら...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...将来なにかのときに役立つだろう...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
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