...須レ要下就二形迹一以討中出情實上...
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」
...皆形迹(けいせき)を傳(つた)へて...
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」
...須らく形迹に就(つ)いて以て情實を討(たづ)ね出だすことを要すべし...
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」
...窘窮の餘已むなく亦暴力を以て之に對抗するに至るの形迹があるのです...
石川啄木 「A LETTER FROM PRISON」
...そういう形迹(けいせき)が少しもないことをも考えねばなるまい...
津田左右吉 「日本上代史の研究に関する二、三の傾向について」
...そういう生活を経過した形迹のない日本民族には...
津田左右吉 「日本上代史の研究に関する二、三の傾向について」
...園田が今までそこらにいたらしい形迹(けいせき)もなかった...
徳田秋声 「仮装人物」
...そのころ甥の捲(ま)き込まれていた不良少年の仲間の飲食いのために浪費されるらしい形迹(けいせき)が...
徳田秋声 「黴」
...其形迹歴然として觀る可し是れ豈憲政黨に中心なく...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...其形迹歴然として観る可し是れ豈憲政党に中心なく...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...けれども積極的に自分から梅子の心を動かそうと力(つと)めた形迹(けいせき)は殆(ほと)んどなかった...
夏目漱石 「それから」
...これは何か発音の区別によるものであろうというようなことを考えておったような形迹もありますけれども...
橋本進吉 「古代国語の音韻に就いて」
...ことさらに院字を避けたらしい形迹のあるのは...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...己卯には斎の神辺に往つた形迹が絶無だからである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...僕はその形迹(けいせき)を失ってしまった...
森鴎外 「ヰタ・セクスアリス」
...陰には我を談理の低級に蹴落したる形迹は...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...形迹(けいせき)から見れば...
森鴎外 「渋江抽斎」
...就中(なかんづく)初子は亀千代の屋敷に往来した形迹(けいせき)があるが...
森鴎外 「椙原品」
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