...詩人・李白が詠んだ「黄鶴楼送孟浩然之广陵」は有名です...
...李白の叙情詩「春望」に影響を受けた...
...詩人李白の「庐山谣」は長歌行で書かれている...
...全唐詩の中でも、李白や杜甫などの詩人の作品が特に有名である...
...この人よりも十二年遅れて生れた李白は...
會津八一 「一片の石」
...こっちのは李白の香炉峰...
芥川龍之介 「長江游記」
...西欧の詩人吾これを詳(つまびらか)にせず、東洋の古今ただ詩作家の少なからざるを見るのみ、真詩人の態度を得たるものあるを知らず、屈原(くつげん)、陶潜(とうせん)、杜甫(とほ)、李白(りはく)、皆社会外に立てる人にあらずして要するに詩作家たるのみ、人丸(ひとまろ)、赤人(あかひと)、憶良(おくら)、家持(やかもち)また人格の察すべきなく、今日においてはただその詩作家たるを感ずるのみ、以上の諸大家、詩作家としてはもとよりその大を感ずといえども、人格としては予未だその人を思うことあたわず、要するに真詩人たる態度において欠くるところあるによれり...
伊藤左千夫 「絶対的人格」
...芥川の一盃一盃は、李白の山中對酌、兩人對シテ酌ム山花開ク一盃一盃復タ一盃とは事かはつて、死ねる藥の一盃一盃をいつてゐるのだ...
小穴隆一 「二つの繪」
...願成寺○城北寺町寒月や石塔のかげ松のかげ 子規黄鶴一度去不復返(李白)白雲千載空悠々...
種田山頭火 「松山日記」
...例えば李白の詩を見ても...
寺田寅彦 「短歌の詩形」
...就中尤もよく吟じたのは李白の『両人対酌山花開...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...「丸山、つまらねえな」「何が……」「つまらねえよ」「何が、どうして」「酒を飲んでも浮ばれなくなったんじゃ、もう見きり時だ」「いやに湿(しめ)っぽいことを言い出したもんだな、しかし……」と、丸山も少しく思案してみての上で、「そうだっけな、李白の詩に、酒を飲んで愁(うれい)を銷(け)さんとすれば愁更に愁う、というのがあったっけ、あれなんだな」「どれだ」「まあいいや、酒というやつが、必ずしも人を浮かすときまったもんじゃないんだから、何でもいいから飲みな仏頂寺、遠慮なく飲みな、そのつもりで、この松茸と相応するほどもろみが仕こんで来てあるのだから」「飲むのは辞退しないよ、ただ、一杯飲むごとに気が滅入る」「まだあんなことを言ってやがる、勝手にしな...
中里介山 「大菩薩峠」
...それから、さらさらと笠の内側の一部分へ、思君不見下渝州さらさらと認(したた)めて投げ出したものですから、その筆のあとを、青年がしげしげと見て、「ははあ、李白ですな、唐詩選にあります」「いや、どうも、まずいもので」青年は、うまいとも拙(まず)いとも言ったのではないのに、兵馬は自分でテレて、つかぬ弁解をしていると、「いや、結構です、君を思えども見ず、渝州(ゆしゅう)に下る――思われた君というのが、つまり、そのうつのやの福松君ですな、福井の城下で、あなたとお別れになって、友情綿々、ここ越前と近江の国境(くにざかい)に来て、なお君を思うの情に堪えやらず、笠を贈って、その旅情を留めるというのは、嬉しい心意気です、友人としてこれ以上の感謝はありますまい、この使命、僕自身の事のように嬉しいです、たしかに引受けました」それと知れば、ただではこの使はつとまりませんよ、何ぞ奢(おご)りなさい、とでも嬲(なぶ)りかけらるべきところを、この好青年は、悉(ことごと)く好意に受取ってしまったものですから、兵馬はいよいよ済むような、済まないような気分に迫られたが、今更こうなっては打明けもならず、また、ブチまけてみるがほどのことでもないと、「では、どうぞ、お頼みします、その代りに君の笠を貸して下さい」「竹の饅頭笠(まんじゅうがさ)で、いやはや、御粗末なもので失礼ですが、お言葉に従いまして」青年は、自分のかぶって来た饅頭笠を改めて兵馬に提出したが、これはなんらの文字を書こうとも言わず、それはまた提灯骨(ちょうちんぼね)で通してあるから墨の乗る余地もないもの...
中里介山 「大菩薩峠」
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中島敦 「和歌でない歌」
...李白(りはく)は長安の酒家に酔って...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...ヴェルレーヌや李白のような芸術家でなく...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...與田先生の李白だの...
林芙美子 「婚期」
...李白の詩を心よげに口ずさんで歩きました...
林芙美子 「清修館挿話」
...――李白――帰去来兮...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...隴西(ろうせい)の李白(りはく)...
森鴎外 「魚玄機」
...誰のいたずらか“李白(りはく)泥酔ノ図”といったような釘描(くぎが)きの落書がしてある...
吉川英治 「新・水滸伝」
...漱石は立って書斎から李白の詩集を取って来て...
和辻哲郎 「漱石の人物」
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