...日章旗も出せとのことで...
石川欣一 「比島投降記」
...○○軍港にうかんでいる旗艦六甲(きかんろっこう)の司令官室において...
海野十三 「怪塔王」
...旗と、人と、体臭(たいしゅう)と、汗(あせ)に、揉(もま)れ揉れているうち、ふと、ぼくは狂的な笑いの発作(ほっさ)を、我慢(がまん)している自分に気づきました...
田中英光 「オリンポスの果実」
...けだし旗鼓(きこ)相見(あいまみ)ゆるの日においては彼の富は彼をしてよく我に優(まさ)るの海陸軍を備えしむるを得るものなり...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...国旗と提灯がかかげられ...
永井荷風 「花火」
...同じ旗本のうちか...
中里介山 「大菩薩峠」
...済まぬは我々旗本の身分...
中里介山 「大菩薩峠」
...旗本大村兵庫(ひやうご)...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...朱(あか)い日の丸の旗を見ると...
林芙美子 「風琴と魚の町」
...終戦の日にあげた意味深長な日の丸の旗が無心にヒラヒラひるがえっている...
久生十蘭 「だいこん」
...色色の旗がそこ一杯に飾られて...
平出修 「二黒の巳」
......
松本淳三 「再生の日の海を眺めて」
...旗をかついだまま銃眼から城外に飛び出し...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...こういう朔風がふくのは冬の訪れを告げるので旗竿を折るためにふいてきたのではない...
吉川英治 「三国志」
...海上には船手の旗のぼりも望まれる...
吉川英治 「私本太平記」
...この白旗(しらはた)の宮へおあずけしておこうではないか」「とんでもないことです...
吉川英治 「神州天馬侠」
...そのまに正儀様の御旗も...
吉川英治 「日本名婦伝」
...旗岡巡査はのっそり立って行った...
吉川英治 「旗岡巡査」
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