...鋳物にも文字を記した小旗が立ててあった...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...入れちがいに旗男は...
海野十三 「空襲警報」
...月形城も亦それに呼応して明瞭(めいりょう)に叛旗を飜(ひるがえ)し...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...手製の小さい国旗を振って子供の戦争ごっこしているのが見えた...
田山花袋 「田舎教師」
...大和錦はこの御旗の地模様をつくり...
中里介山 「大菩薩峠」
...一般の登山にまで旗を押し立て...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...「帆柱に掲げた旗は赤か白か」と後(おく)れたるウィリアムは叫ぶ...
夏目漱石 「幻影の盾」
...旗下(はたもと)の大身やご親藩に...
野村胡堂 「幻術天魔太郎」
...元は旗本の次男坊で神道に帰依したといわれる柳枝は自作自演の名人で...
正岡容 「小説 圓朝」
...その玄関に打ち違えた国旗と青年会旗の下に...
夢野久作 「笑う唖女」
...先日私を招待してくれた文化擁護万国作家協会という長い文句の旗がすすんで来る...
横光利一 「欧洲紀行」
...水に足を掬(すく)われた旗持ちが...
横光利一 「上海」
...百足(むかで)の旗々これは余談だし...
吉川英治 「上杉謙信」
...また二重目には六十四面の黄色の旗に...
吉川英治 「三国志」
...旗も墨で塗りつぶし...
吉川英治 「私本太平記」
...旗岡巡査はのっそり立って行った...
吉川英治 「旗岡巡査」
...この日の丸の旗を故郷(ふるさと)のしるしと見て身を捨て申す覚悟――とお答えになったとか」武蔵は...
吉川英治 「宮本武蔵」
...第一回の日章旗をたてて見せる...
蘭郁二郎 「地図にない島」
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