...張板を見て、質問者の家の床の張り替えを依頼された...
...工務店で張板を注文して、リフォーム作業を進めた...
...張板を敷いてから、絨毯やラグなどで部屋を装飾した...
...張板の素材によって、床の質感や耐久性が違うと聞いた...
...昔は張板を自分で作っていたが、今は手に入りやすくなったという...
...張板(はりいた)の横へ揺れたが...
泉鏡花 「海異記」
...張板のようにかたいはげしい風が...
海野十三 「太平洋魔城」
...解いたものを張板へ張つた...
鈴木三重吉 「桑の実」
...それを昨日洗つて今日張板に張つて居るのである...
高濱虚子 「俳諧師」
...お常も張板を竝べて紅絹(もみ)の裏地を張つて居る...
高濱虚子 「俳諧師」
...今鶴子さんは一枚の張板に例の燒焦げのある袖を張附けて日南に立てかけ乍ら「隨分ひどい燒焦げねえ」と言ふ...
高濱虚子 「俳諧師」
...ぢや急がうね」「急ぎませう」と二人は既に乾いたらしい他の張板のをめくつて又田舍縞と色の褪せた紅絹裏とを張る...
高濱虚子 「俳諧師」
...張板を下からがさがさと瞬く間に大蟻の這い上る光景を見つけたところいささか他より一頭地を抜いているかと思われます...
高浜虚子 「俳句の作りよう」
...矢張板挟みの苦衷(くちゅう)を訴えて婉曲(えんきょく)に拒否する風を装ったが...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...おかみも小金(こがね)を借(か)りに来たり張板を借(か)りに来たりした...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...刑事は押入の隅の一枚の張板に...
豊島与志雄 「白血球」
...物置(ものおき)の横(よこ)へ立(た)て掛(か)けた張板(はりいた)の中途(ちうと)から...
夏目漱石 「それから」
...張板を二三枚倒して...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...あそこは張板で塞(ふさ)がつて居るだらう...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...張板(はりいた)を二枚敷いて窓の下へつけたのだ」「でも...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...その傍(かたわら)にあたしの着物を張った張板(はりいた)がたてかけてあったのも...
長谷川時雨 「旧聞日本橋」
...張板や餅板の上に練つたイゴを薄く延ばしたものを...
柳田國男 「食料名彙」
...着物気ちがいのようなお洒落(しゃれ)さんが近頃は張板を持ち出すやら...
吉川英治 「江戸三国志」
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