...日曜には家へ引っ込み...
谷崎潤一郎 「The Affair of Two Watches」
...そのために引っ込み思案になっていたものの...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...平生は引っ込み思案でして...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 加藤朝鳥訳 「橙の種五粒」
...いつでも引っ込みがちで...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...四時ごろ居間に引っ込み...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...なかなか引っ込みそうもありません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...銭形平次は弱気で引っ込み思案の癖に...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...格子の中へ首を突っ込んだ八五郎は引っ込みがつかなくなって眼を白黒しております...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...あんまり威張ると引っ込みがつかなくなるぜ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...引っ込みの足どりまで...
長谷川時雨 「市川九女八」
...引っ込みの奥には絵と着想を同じくしたキューピッドの彫像が立っている...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...受話器を掛けるとベルが鳴り止み、銃口が引っ込み、脅迫男も消えた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...その晩珍しく内気で引っ込み思案の小糸が清水(きよみず)の舞台から飛び下りた積りで晴れがましくも圓朝とただ二人...
正岡容 「小説 圓朝」
...世間のあらゆる内気の人の中の最も引っ込み思案の女王は...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...「ずっと引っ込みました山里に...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...いわゆる引っ込み思案な...
吉川英治 「新書太閤記」
...とかく良人(たく)は引っ込み思案(じあん)で...
吉川英治 「死んだ千鳥」
...自分のように引っ込み思案なものも...
和辻哲郎 「地異印象記」
便利!手書き漢字入力検索