...部屋の床柱が曲がっているから、ちょっと危ない...
...床柱の補強をしないと、建物が崩れる可能性がある...
...床柱の色を変えることで、おしゃれなインテリアになる...
...この家は床柱が独特な形をしていて、伝統的なデザインになっている...
...床柱にひびが入っているから、早めに修理しないといけない...
...床柱の裏に手をかけて...
江戸川乱歩 「怪人二十面相」
...月郊と床柱(とこばしら)5・6(夕)最近に『東西文学比較評論』といふ著作を公にした高安(たかやす)月郊氏は飄逸(へういつ)な詩人風の性行をもつて知られてゐる人だが...
薄田泣菫 「茶話」
...床柱へこつんと頭を打ち付けたので...
谷崎潤一郎 「少年」
...床柱の前にお寺さんに出すやうな厚ぽつたい綸子(りんず)の座蒲団だの...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...床柱(とこばしら)の薔薇(ばら)の一輪(りんざ)し...
田山花袋 「田舎教師」
...でいの間の床柱のそばに今日の正客(しょうきゃく)である日出海と新之助のお膳がすわりました...
壺井栄 「柿の木のある家」
...申してよい」床柱から...
直木三十五 「南国太平記」
...兵馬も刀を取って床柱の方へ少しさがって...
中里介山 「大菩薩峠」
...その穂先は床柱へ深く...
中里介山 「大菩薩峠」
...その前の床柱に凭(もた)れてキチンと坐っているのは...
中里介山 「大菩薩峠」
...もうすました面(かお)で床柱にもたれて...
中里介山 「大菩薩峠」
...時代のために多少燻(くす)ぶった天井(てんじょう)だの床柱(とこばしら)だのを見廻した...
夏目漱石 「明暗」
...」床柱に頭をもたせかけて泰然と腕組をしてゐる村木光夫が...
牧野信一 「海路」
...希(ねが)うことならいま籠釣瓶の鞘払って、床柱といわず、長押(なげし)といわず、欄間といわず、そこらのもの片っ端から滅多斬りに斬りまくってしまいたいくらいだった...
正岡容 「小説 圓朝」
...床柱に上半身をもたせかけ...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...離家(はなれ)の床柱の根方(ねもと)へ括(くく)り付けますと...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...黒い風呂敷を冠せられている枕元の電気スタンド……床の間に自分が生(い)けた水仙の花……その横の床柱に...
夢野久作 「復讐」
...微酔のからだを竹の床柱にもたせかける...
吉川英治 「江戸三国志」
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