...腕時計の針は幸いにもまだ二時になっていない...
芥川龍之介 「早春」
...けれども晩餐(ばんさん)は幸いにも徐(おもむ)ろに最後に近づいて行った...
芥川龍之介 「たね子の憂鬱」
...しかし私は幸いにもとっさにそんな言葉で自分を穢(けが)すことをのがれたのだった...
有島武郎 「生まれいずる悩み」
...だが幸いにも、万事すらすらといった...
海野十三 「宇宙戦隊」
...エンジンは幸いにも...
海野十三 「怪塔王」
...すると、ちょうど、幸いにも、一台のオートバイが、走って来た...
海野十三 「火星兵団」
...幸いにもそこは身体にやわらかくあたった...
海野十三 「時計屋敷の秘密」
...幸いにも僕は気づいた...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...幸いにもその犬が帰って来たのはいいが...
戸坂潤 「社会時評」
...が幸いにもそれらは...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...幸いにも水は足うらまではとどかないのであるが...
平林初之輔 「動物園の一夜」
...幸いにも次第に晴天となったので...
牧野富太郎 「利尻山とその植物」
...しかし幸いにも付近の四ツ角に警官が一人立つているのを見出しましたので...
森律子 「三度會つた巡査」
...一幸いにも日本の各地には...
柳宗悦 「樺細工の道」
...幸いにも貴下の御呼止にあずかり...
山下利三郎 「流転」
...洛陽にあっては、官騎(かんき)都尉(とい)に封ぜられ、今、朝命によって、五千余騎にて馳せ来り、幸いにも、貴軍の火攻めの計に乗じて、逃ぐる賊を討ち、賊徒の首を討つことその数を知らないほどです...
吉川英治 「三国志」
...幸いにも、京の町では誰にも咎(とが)められなかった...
吉川英治 「親鸞」
...今日は幸いにもその上手に当る富士の根際の方の休みの日であった...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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