...絶命前には小穴君を苦しめ并せて世間を騒がす惧れあり...
芥川龍之介 「遺書」
...(正鹿山津見の神より戸山津見の神まで并はせて八神...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...并はせて八くさの雷神成り居りき...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...鹽盈つ珠鹽乾る珠并せて兩箇(ふたつ)を授けまつりて...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...この天皇の御子等(たち)并せて...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...并はせて八種なり...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...およそこの天皇の御子たち并はせて二十五王(はたちまりいつはしら)...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...并(なら)びに下人(げにん)甲(かふ)...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...単に個々の理論に就いて異説が并立しているというだけではない(それならば科学が健全な発育をする時の必至の症状であって...
戸坂潤 「科学論」
...尚書には明かに十二州の州名を擧げてゐないが、禹貢の九州の外に幽、并、營の三州を加へたものだとし、その制度は舜の時の者とせられて居る...
内藤湖南 「禹貢製作の時代」
...道の両側に兵隊をずっと并(なら)べて見送らした...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...到底(どうせ)貰(もら)う事なら親類某(なにがし)の次女お何(なに)どのは内端(うちば)で温順(おとなし)く器量も十人并(なみ)で私には至極機(き)に入ッたが...
二葉亭四迷 「浮雲」
...第十五巻「借金出入」「かたり并盗賊」「異国船」などに終っている...
穂積陳重 「法窓夜話」
......
堀辰雄 「伊勢物語など」
...并て)大岩壁に瀑布三ツ有(何れも高五十間といへり...
松浦武四郎 「他計甚※[#「麾」の「毛」に代えて「公の右上の欠けたもの」、第4水準2-94-57](竹島)雜誌」
...并官禄四百苞...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...一列に并(なら)んだ娘達が桃色の脣(くちびる)を開いて歌ったことであろう...
森鴎外 「花子」
...并州(へいしゅう)の丁原...
吉川英治 「三国志」
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