...帳合いを手伝う...
芥川龍之介 「妖婆」
...「そうよ! 縮緬よ」と親父は眼鏡を掛けて帳合いをしながら...
橘外男 「蒲団」
...個展の時などは帳合いや計算を手伝ったりしたこともあるので...
谷崎潤一郎 「細雪」
...帳合いや、三度三度の飯も、自分の手と頭とを使わなければならなかった...
徳田秋声 「新世帯」
...店で帳合いをしていた新吉が...
徳田秋声 「新世帯」
...帳合いをしてみることもあった...
徳田秋声 「縮図」
...譬(たと)えば、いろは四十七文字を習い、手紙の文言(もんごん)、帳合いの仕方、算盤(そろばん)の稽古、天秤(てんびん)の取扱い等を心得、なおまた進んで学ぶべき箇条ははなはだ多し...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...これを帳合いの学問に拙(つたな)き人と言うべし...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...帳合いも学問なり...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...ゆえに商売に一大緊要なるは平日の帳合いを精密にして...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...智徳事業の帳合いを精密にして...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...隣家の帳合いに助言して自家に盗賊の入るを知らざるがごとし...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...何にせよ恵比寿講の帳合いと言うたなら...
夢野久作 「狂歌師赤猪口兵衛」
...店の帳合いから下職長屋の仕事の振り分けなど一切は...
吉川英治 「私本太平記」
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