...あわててそれを差止めました...
梅崎春生 「ボロ家の春秋」
...屹度差止めると厳しく言ひつけた...
薄田泣菫 「茶話」
...今日其を差止めなければ矢張皆惡るくなつてしまふ...
田中正造 「公益に有害の鑛業を停止せざる儀に付質問書」
...書くと氣が付くから差止める...
田中正造 「公益に有害の鑛業を停止せざる儀に付質問書」
...出入りを差止められるようなことを仕出来(しでか)したのも...
谷崎潤一郎 「細雪」
...今後は絶対に出入りを差止め...
谷崎潤一郎 「細雪」
...頭からガンと夜歩きを差止めて...
中里介山 「大菩薩峠」
...出入りを差止めるなんていいやしませんでしたか」「そんなことはいいやしませんよ」「それで安心……」金助は大仰に胸を撫で下ろす真似をしながら...
中里介山 「大菩薩峠」
...出入差止めになり...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...表向差止めの御布令でも出なきや...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...然し次の日新聞の記事は差止めになつた...
正岡容 「大正東京錦絵」
...いずれも裁判所の仮処分命令で上演を差止められたり...
山下博章 「「プラーゲ旋風」の話」
...偽作を差止めたり...
山下博章 「「プラーゲ旋風」の話」
...お差止めの出るようなものもございますので」亀谷が咳(せき)をした...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...右に関する記事の掲載を差止め...
夢野久作 「少女地獄」
...その興行を差止めて下さいと怒鳴り出したもんだ...
夢野久作 「二重心臓」
...その場で臨席の警官から差止められるような事は...
夢野久作 「二重心臓」
...その代り明日(あす)になるとキット差止めるとか何とか威かして来るにきまっているんだ...
夢野久作 「二重心臓」
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