...山脚に静かな村がある...
...雨が降ったせいで山脚が崩れた...
...服を干してると、山脚に映えてきれいだね...
...山脚を登りながら、さまざまな野鳥の声が聞こえる...
...山脚を囲むように田園が広がっている...
...山脚(やまあし)は海の中に...
有島武郎 「生まれいずる悩み」
......
伊藤左千夫 「紅葉」
...それは赤城山脚を右岸とするあたりからおおきく東南に転じ...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...北と南魚沼の郡界をなしている兎岳と丹後山の間の一隆起の山脚まで行っていて...
高頭仁兵衛 「平ヶ岳登攀記」
...その山脚が悉(ことごと)くこの湖水の中に没していることが違います...
中里介山 「大菩薩峠」
...湖面に打浸(うちひた)された山脚の山から...
中里介山 「大菩薩峠」
...かなりいらいらした気持で湖畔の山脚をたどりたどり歩いて行きましたが...
中里介山 「大菩薩峠」
...その時またもや、山の峡(かい)と、山脚とから、「でんぶ」「でんぶ」「でんぶ」「でんぶ」波の音だけが起りはじめました...
中里介山 「大菩薩峠」
...山脚の一小部分が崩れて小さな溪流が一時塞がれたまゝである...
長塚節 「痍のあと」
...山脚赤城の如く緩かならず自ら雄偉の姿を缺くと雖...
長塚節 「草津行」
...左右の山脚急に下りて相交差す...
長塚節 「草津行」
...前後はたちまち山脚の絶崖によって...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...ここで両山脈の最後の山脚は...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...山脚の毛脛の真下――と思われる辺から湧き起り...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...この千挺木の山脚をめぐる道は...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...右寄りの山脚は急に反つて...
沼井鐵太郎 「黒岩山を探る」
...山脚は右に左に應接の暇なく現れて...
沼井鐵太郎 「黒岩山を探る」
...これは山脚がすぐ海にはいつてゐるので...
林芙美子 「浮雲」
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