...彼女は彼から寵遇を受けている...
...私は上司からの寵遇を受けたことはない...
...寵遇を受けすぎると甘えるようになるかもしれない...
...彼は寵遇されているため、些細なことでも怒られることがない...
...寵遇される立場にいる人々は、責任を持つことも必要です...
...クラレンドンのごとき狐狸(こり)の輩(はい)寵遇を受け...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...君の御弟斉世(ときよ)親王は道真(みちざね)の女(むすめ)を室適(しつてき)して寵遇(ちようぐう)厚(あつ)し...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...寵遇を蒙る若者と親子関係にあることが...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...又王と其の美はしい妃のギネヴヰーアの寵遇も彼に頗る厚かつた(was in great favour with)...
テニソン Tennyson 菅野徳助、奈倉次郎訳 「アーサー王物語」
...互ひに皇帝の寵遇を爭はしめ...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...断然(だんぜん)政府の寵遇(ちょうぐう)を辞し...
福沢諭吉 「瘠我慢の説」
...撫愛されて悦び他馬の寵遇を嫉み同類遊戯するを好み勇んで狩場に働く...
南方熊楠 「十二支考」
...寵遇之渥...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...妾になつてから綱宗が品を厚く寵遇したと云ふことは...
森鴎外 「椙原品」
...わが宮廷においては限りない寵遇をうけたし...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...彼女のそうした過分の寵遇を寄ると触(さわ)ると妬(ねた)み...
夢野久作 「少女地獄」
...その寵遇(ちょうぐう)は...
吉川英治 「三国志」
...寵遇(ちょうぐう)の象徴としてこれ以上な附与(ふよ)はない...
吉川英治 「私本太平記」
...寵遇(ちょうぐう)に狎(な)れすぎてお在(い)でたからじゃ...
吉川英治 「新書太閤記」
...ふたたび昔日(せきじつ)の寵遇はわが主人にないばかりか...
吉川英治 「新書太閤記」
...河内北山で二万石という寵遇をうけてもいる...
吉川英治 「新書太閤記」
...後鳥羽院より格別な寵遇(ちょうぐう)を賜うた義経公とは復従兄弟(またいとこ)の間がらじゃ...
吉川英治 「親鸞」
...わけて法皇の寵遇(ちょうぐう)はいよいよ厚く...
吉川英治 「源頼朝」
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