...不容貌(ぶきりやう)な爲に拾手(ひろひて)が無かつたのだとでも見るかと思つてるからなので...
石川啄木 「菊池君」
...万一あの容疑者のほかにほんとうの川上機関大尉がのこっていたときはどうなるだろう」「おお...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...是れ公然の事実と裏面の消息と相待ちて炳然又疑ひを容るゝの余地なし...
田中正造 「非常歎願書」
...ひとり手に内容も磨かれて行く...
田山録弥 「不思議な鳥」
...そして又かくして捉えられた事物の内容が...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...同時に意識にぞくしその意味に於て意識の内容であることを...
戸坂潤 「空間概念の分析」
...」藁編みの瓶容れをわたしの手から引ったくって...
豊島与志雄 「牛乳と馬」
...物理学者は分子の容積を計算して蚕(かいこ)の卵にも及ばぬ(長さ高さともに一ミリメターの)立方体に一千万を三乗した数が這入(はい)ると断言した...
夏目漱石 「思い出す事など」
...その内容を形づくっている文章がすでに純粋に何々派をあらわしておらんから...
夏目漱石 「創作家の態度」
...即ち「心靈的な内容」と「感覺的な氣分」とが...
萩原朔太郎 「非論理的性格の悲哀」
...或人これに疑を容れ...
福沢諭吉 「帝室論」
...彼女が脇へ反れてしまふので容易に出そろはなかつた...
牧野信一 「競馬の日」
...しかし考えて見ていただけば容易にお判りになることでございます通り...
三澤勝衛 「自力更生より自然力更生へ」
...ロマンティックなような形容詞で...
宮本百合子 「新しい抵抗について」
...容易なことではない...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...持参金付きのお嫁さんなぞにもよくこの気持が出ているものだそうで、そのほか身分、容色、家柄なぞ、何でも本人の腹にあるものがこの気持ちの根拠地となるものらしく見受けられます...
夢野久作 「鼻の表現」
...ついに彼の希(ねが)いを容れ...
吉川英治 「三国志」
...なぜ急にさようなことを印し出るか」「いま伺えば、出陣の御教書(みきょうしょ)に接しても、雲行きをみて、容易に、腰をあげぬ大名も多いとか...
吉川英治 「私本太平記」
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