...道路の彎曲には注意して運転してください...
...このパイプを彎曲させるのは簡単ではありません...
...彎曲した木の枝が道路に垂れ下がっている...
...彎曲した形状をした建物が立ち並んでいる...
...彎曲部分に矯正器具を使用して、骨折の治療を行うことができる...
...そこから彎曲(わんきょく)した傾斜で聳(そび)える巨大な石垣とに就いてはすでに述べた...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...川口は南方は彎曲(わんきょく)し...
梅崎春生 「幻化」
...光線が彎曲(わんきょく)して思いがけない異常な方向に物の像(すがた)を見る事があるね...
大阪圭吉 「石塀幽霊」
...競馬線は出発点からゆるく彎曲(カアヴ)してタテナム角(コウナ)をまがり...
谷譲次 「踊る地平線」
...線路が少し彎曲(わんきょく)している土手の上で立ち往生したまま動かなくなっており...
谷崎潤一郎 「細雪」
...この花のおしべが釣(つ)り針(ばり)のように彎曲(わんきょく)してその葯(やく)を花の奥のほうに向けていること...
寺田寅彦 「沓掛より」
...すなわち紙の右下隅に鶯横町(うぐいすよこちょう)の彎曲(わんきょく)した道があって...
寺田寅彦 「子規自筆の根岸地図」
...逆に吸い込むとペンと言ってもとの向きに彎曲する...
寺田寅彦 「自由画稿」
...岸に沿つて彎曲してゐる防波堤の石に腰かけて杖を垂らせばその先きの一二寸は楽に海水にひたる...
長與善郎 「青銅の基督」
...八本の足が彎曲(わんきょく)して走ると見れば...
夏目漱石 「草枕」
...その自然木の彎曲(わんきょく)した一端に...
夏目漱石 「二百十日」
...装飾は全然ついてはいないがきわめて彎曲(わんきょく)して上へ昇っているため...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...粟津より石山寺に入る路の白き月夜となりにけるかな瀬田川に沿ひ少しく彎曲した気持のいい遊歩道を仲秋明月の下逍遥する純な混り気のない心持が其の儘再現されてゐる...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...動揺を修正し安定を保つ彎曲艙骨(ビルジ・キイル)の装置...
牧逸馬 「運命のSOS」
...彎曲にしてゐた背骨を急に反(そ)りかへらせた...
松永延造 「アリア人の孤独」
...軒端の線が両端に至ってかすかに上へ彎曲(わんきょく)しているあの曲がり工合一つにも...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...その屋根の彎曲が柱の支力の表現になるのである...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...幾分か彎曲してゐるのかも知れないが...
和辻哲郎 「西の京の思ひ出」
便利!手書き漢字入力検索