...遙かに安心していられる...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...――こういう風なら安心していられる...
魯迅 井上紅梅訳 「幸福な家庭」
...まず生命は安心していられるだろうから...
海野十三 「海底大陸」
...振子は動かないから安心していられると...
海野十三 「時計屋敷の秘密」
...全く乱を忘れて安心していられるような真の平和は過去にも一度もなく未来にもまた決してあろうとは思われぬが...
丘浅次郎 「戦争と平和」
...どうしてああ普通の平凡な世の中に安心していられるだろうと思っていた...
田山花袋 「田舎教師」
...消防吏員や保険会社の統計係の手にゆだねてそれで安心していられるようなものでもなく...
寺田寅彦 「函館の大火について」
...安心していられるのか...
久生十蘭 「肌色の月」
...そんなことで安心していられるなら...
久生十蘭 「我が家の楽園」
...迷いながらもやや安心していられる年齢に私も達したように思う...
三木清 「自己を中心に」
...私とお馴染(なじみ)の看護婦のお母さんが来ていてくれるので私は本当に安心していられる...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...形式上現代の徳義を破らなければ安心していられる...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...それで私は安心していられるのね...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...こんな所に出かけていましても不都合はだれもしないであろうと安心していられるのですよ...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...「私がどんな所にいても安心していられるように女王たちへ仕えてくれ...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...保険でも附けて置けばいつ売ることになっても元値は取れると思って安心していられる...
森鴎外 「雁」
...安心していられるもんかい...
吉川英治 「かんかん虫は唄う」
...小田原の北条というものは到底ふだんでも安心していられる存在ではない...
吉川英治 「新書太閤記」
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