...君は安南人か...
大杉栄 「日本脱出記」
...一人の安南人らしい...
大杉栄 「日本脱出記」
...海防から乗った若い安南の学生に聞くと...
大杉栄 「日本脱出記」
...朝鮮にもセイロンにも安南にもないという組織でこれを研究して持ち続けている...
高楠順次郎 「東洋文化史における仏教の地位」
...安南及び東埔塞の統監を廢し...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...満洲とか安南とかいう対外問題とは違って極(ごく)やさしい「道楽と職業」という至極(しごく)簡単なみだしです...
夏目漱石 「道楽と職業」
...安南人の通訳の案内で...
林芙美子 「浮雲」
...安南人を使つてゐたが...
林芙美子 「浮雲」
...加野は返事もしないで、安南人の胸の、象牙(ざうげ)の大官章をむしり取つて、自分の胸に吊(つる)してゐる...
林芙美子 「浮雲」
...安南の流行(はや)り唄(うた)だつた...
林芙美子 「浮雲」
...安南に美しい伝説がのこつてゐる...
林芙美子 「浮雲」
...安南人の運転手が云つた...
林芙美子 「浮雲」
...何処へ隠れ込んだものか安南王の姿は見当らぬ...
久生十蘭 「魔都」
...……「安南帝国皇帝宗竜王の殺人!」……えらいものを掴まえたもんだ...
久生十蘭 「魔都」
...立派なみなりをした安南人が突ッ立っていたろう...
久生十蘭 「魔都」
...形影相伴って安南...
久生十蘭 「魔都」
...それこそは安南の国歌であったのでござります!」寒々しい広い捜査課長室...
久生十蘭 「魔都」
...安南を舞台として華々しく鎬を削ることとなったが...
久生十蘭 「魔都」
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