...朝鮮にもセイロンにも安南にもないという組織でこれを研究して持ち続けている...
高楠順次郎 「東洋文化史における仏教の地位」
...腕ずくで試みなさい」陳(チャン)君の心臓――あの安南人(あんなんじん)の心臓は...
寺島柾史 「怪奇人造島」
...安南人のボーイが持つて来てくれる...
林芙美子 「浮雲」
...三角のすげ笠をかぶつた安南の百姓女が...
林芙美子 「浮雲」
...争つて安南漆を輸入してゐた...
林芙美子 「浮雲」
...安南漆は非常に乾燥度が不良で...
林芙美子 「浮雲」
...何処へ隠れ込んだものか安南王の姿は見当らぬ...
久生十蘭 「魔都」
...私は巴里に留学している安南独立党の連中に逢って...
久生十蘭 「魔都」
...一昨年の冬頃から安南を舞台にして華々しく鎬(しのぎ)を削ることになったが...
久生十蘭 「魔都」
...立派なみなりをした安南人が突ッ立っていたろう...
久生十蘭 「魔都」
...安南帝国皇帝附き諜報部長宋秀陳が日比谷公園の池畔に立って...
久生十蘭 「魔都」
...歯固めのお式の事並に意外なる口説の事安南国皇帝宗竜王は自分の寝台の上で眼を覚ました...
久生十蘭 「魔都」
...帝国ホテルに御滞在中の安南帝国皇帝宗竜王殿下は東京に於て御宝歳を加えられた...
久生十蘭 「魔都」
...安南の皇帝はいま鶴の噴水の下にいると一気に直感し...
久生十蘭 「魔都」
...虎は安南語を解し林中にあって人が己れの噂するを聞くという...
南方熊楠 「十二支考」
...日本・朝鮮・安南等の隣国に及ぼし...
南方熊楠 「十二支考」
...じゃ二百両もする安南絵の壺よりも...
吉川英治 「醤油仏」
...安南(アンナン)...
吉川英治 「新書太閤記」
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