...片手にはお盆に載せた安倍川をどっさり持って来たものです...
中里介山 「大菩薩峠」
...さし向いで安倍川を食べながら...
中里介山 「大菩薩峠」
...安倍川を食べてしまうと...
中里介山 「大菩薩峠」
...みかんと茶をかおらす安倍川をさかのぼって...
中村清太郎 「山岳浄土」
...静岡に一泊して、翌朝早く、安倍川を渡った...
野村胡堂 「胡堂百話」
...これも保永堂版五十三次の「安倍川」で馴染みの図柄である...
野村胡堂 「胡堂百話」
...安倍川餅(あべかわもち)を二つ三つやると...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...安倍川なんかに手は出しません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...安倍川がなくては調べようがありません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...妙にほろ苦い安倍川でございましたよ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...安倍川へ大黄を混入して...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...見物を目あての担売(にないう)り、茶店、けんどん、安倍川餅、茶碗酒などが片がわに店を張り、白粉を塗った赤前垂の若い女が黄いろい声で客を呼ぶ...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...安倍川に合流する蓼川(たでかわ)という小川が排水している低地である...
柳田國男 「地名の研究」
...安倍川の西だった...
吉川英治 「私本太平記」
...さても死にたくはないものかな……」あくる朝の安倍川渡りには...
吉川英治 「私本太平記」
...安倍川の中ほどに...
吉川英治 「新書太閤記」
...安倍川(あべがわ)は今がよい季節」築山様は皆まで聞いていないのである...
吉川英治 「新書太閤記」
...名物の安倍川餅屋が安倍川橋の袂にあつて...
若山牧水 「樹木とその葉」
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