...一体この家庭(うち)には妙な空気が籠つてゐる...
石川啄木 「鳥影」
...私はまたこれらの部分に注ぎ込まれた或る微妙な空気でもなく...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...妙な空気が動揺しだすこと...
吉川英治 「江戸三国志」
...妙な空気になった...
吉川英治 「新書太閤記」
...――何か、とりつく島もない空気が、家康主従と、彼とを加えて、妙な空気を、そのまましばらくもちあっていた...
吉川英治 「新書太閤記」
...何かそういう類の微妙な空気の状態が...
和辻哲郎 「巨椋池の蓮」
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