...その姿が山入(やまいり)の真暗な村へは向かず、道の折めを、やや袖ななめに奥の院へ通う橋の方へ、あの、道下り奥入りに、揃えて順々に行方も遥かに心細く思われた、稲塚の数も段々に遠い処へ向ったのである...
泉鏡花 「遺稿」
...十和田に行く奥入瀬(おいらせ)の渓流はよいが...
田山録弥 「あちこちの渓谷」
...十和田湖の水をおとす奥入瀬の谿谷は...
豊島与志雄 「高千穂に思う」
...奥入りを日々することの自由が異っていただけである...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
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山口芳光 「街のシルヱツト」
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