...「奈何なく」と言っては宿題は減らない...
...一度や二度の失敗で「奈何」するな...
...彼は「奈何」かと思ったら、とんでもない理由でやめてしまった...
...何度「奈何」を重ねても、その仕事には向いていないとわかった...
...「奈何」をしても解決しなかった問題が、ある日急に解決した...
...そして、『まだ七時頃だらうね?』『奈何(どう)して、奈何して、既う君八時ぢやないか知ら...
石川啄木 「札幌」
...』『奈何(どう)考へる?』『詰りね...
石川啄木 「札幌」
...「奈何(どう)為よう...
石川啄木 「赤痢」
...奈何為よう...
石川啄木 「赤痢」
...奈何(どう)だべなア! 神樣さア喜捨(あげ)る錢金が有つたら石油(あぶら)でも買ふべえドラ...
石川啄木 「赤痢」
...奈何(どう)して此三が一緒になつて三足(さんそく)揃つた完全な鍋...
石川啄木 「葬列」
...此先奈何(どう)なることかと思ふと……...
石川啄木 「鳥影」
...兄樣は奈何(どう)思つて?』と...
石川啄木 「鳥影」
...それは奈何(いか)に諸式の高い所にしても...
石川啄木 「天鵞絨」
...奈何(どんな)に弱(かよわ)い体質でも...
石川啄木 「二筋の血」
...『私(わたし)は奈何(どう)かすると知識(ちしき)のある秀才(しうさい)と話(はなし)を爲(し)てゐることを夢(ゆめ)に見(み)ることがあります...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六號室」
...エヒミチは奈何(いか)にも情無(なさけな)いと云(い)ふやうな聲(こゑ)をして...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六號室」
...奈何(いか)にも倦(う)んじきツた躰(てい)で...
三島霜川 「青い顏」
...蘭軒のために奈何(いか)に苦しかつたかを想見した...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...しかし諸子の見る所は奈何(いかゞ)であるか...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...禁令後の上書に就いて正弘の前に聞いた所の奈何(いかん)を窺ふことが出来る筈である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...それと同時に自分が奈何(いか)にも老衰して...
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 森林太郎訳 「祭日」
...奈何(いかん)せん十日間の食糧を以て探検(たんけん)の目的(もくてき)を果さんとの心算なれば...
渡邊千吉郎 「利根水源探検紀行」
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