...漂うごとくぼんやり止りましたが...
芥川龍之介 「妖婆」
...この伝説によると『自然の貞淑な娘』であるところのイルマタール(Ilmatar)が蒼い空間の中に浮び漂うていた...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...エーテル波の漂う空間の声! 僕はそれを聞いていることにどんなに胸を躍らして喜んだことでしょう...
海野十三 「壊れたバリコン」
...今日は大分氣持がいゝわ」さう答へた顏には微かな微笑さへ漂うてゐた...
高濱虚子 「續俳諧師」
...何処(どこ)からか木犀(もくせい)の匂(におい)が漂うて来たりして...
谷崎潤一郎 「細雪」
...話し声がいよいよ高調子になって、狭い座敷には、酒の香と莨(たばこ)の煙とが、一杯に漂うた...
徳田秋声 「新世帯」
...私は濃霧の海上に漂う船のように何一つ前途の方針...
永井荷風 「監獄署の裏」
...真紅(しんく)の血痕が淋漓(りんり)として漂うのを示しました...
中里介山 「大菩薩峠」
...その上に漂う悲痛の色は消すことができない...
中里介山 「大菩薩峠」
...戻りもならずに漂うている...
中里介山 「大菩薩峠」
...烟(けむ)りは椿の弁(はなびら)と蕊(ずい)に絡(から)まって漂う程濃く出た...
夏目漱石 「それから」
...ある角を曲って二三歩行ったかと思うと僕の視線は何気なく四五米先の二階の窓の方に漂う...
原民喜 「悪夢」
...というよりも漂うているのであったから...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「アッシャー家の崩壊」
...歌六のあの姿にはどうしてもぷんと紺の香の漂う手甲姿でやってくる...
正岡容 「随筆 寄席風俗」
...漂うように見えた...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...本郷高台のあたりにまだ秋の日の静かな微光が漂うていた...
室生犀星 「或る少女の死まで」
...漂う和らぎは厳しさの結果から来ているらしい...
横光利一 「旅愁」
...もう秋というより冬に近い静けさがその小松老松の間に漂うていた...
若山牧水 「青年僧と叡山の老爺」
便利!手書き漢字入力検索
- アナウンサーの南波雅俊さん: 野球実況への憧れからNHK入局、TBS転職で大舞台に挑む“好きな男性アナ”1位アナウンサー 🎤
- 野球選手の佐藤輝明さん: 侍ジャパンに選出された内野手で、WBC初出場で活躍が期待される。⚾
- 野球選手の辰己涼介さん: FA権行使後も楽天に残留を決断。⚾
