例文・使い方一覧でみる「存じ寄り」の意味
スポンサーリンク...上御一人の思召と下万民の存じ寄りと合一つかまつりましたので... 
薄田泣菫 「茶話」
...貴兄すでに御存じ寄りのことと思いますので...
太宰治 「虚構の春」
...それほど深く清貧に志して居られるとは存じ寄りませんでした...
太宰治 「清貧譚」
...聊（いささ）か存じ寄りの儀も有之（これあり）...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...大判美濃紙（みのがみ）を薄く綴（つづ）った書類を眺めて「ふむ――存じ寄り申さず...
直木三十五 「大岡越前の独立」
...当人達（とうにんたち）の存じ寄りもしかと聞糺（ききただ）して見ないと分りませんし...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...どう致しまして野猪様御一疋でいらっしゃっても恐ろしくてならぬものを御眷属まで残らず家来にしようなどとは夢存じ寄りません...
南方熊楠 「十二支考」
...一度はキット私の存じ寄りを聞きに御出でになりまっするで...
夢野久作 「狂歌師赤猪口兵衛」
...夢にも存じ寄りませなんだが……」「ウムウム...
夢野久作 「斬られたさに」
...（誓って存じ寄り無之（これなく））と書いて棄権（きけん）しても一向（こう）差支（さしつか）えないのですが...
吉川英治 「江戸三国志」
...（誓って存じ寄り無之（これなく））と...
吉川英治 「江戸三国志」
...（誓って存じ寄り無之（これなく））という札ばかりです...
吉川英治 「江戸三国志」
...尼僧に存じ寄りもないが……」と顔を見合せたが...
吉川英治 「剣難女難」
...存じ寄りもございませぬが」「男は知るまい...
吉川英治 「私本太平記」
...てまえが存じ寄りの寺もある...
吉川英治 「私本太平記」
...外様衆（とざましゅう）の存じ寄りも如何かと思われますし...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...存じ寄りもあらば教えてくだされい」「その玉日様ならば...
吉川英治 「親鸞」
...何の存じ寄りもございません」と...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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