「天恵」の意味
天からの恵みや恩恵
「天恵」の例文(場面別)
- ビジネスこのプロジェクトが成功したのは、まさに天恵と言えるでしょう。
- 日常会話今日の晴れは天恵だね。ピクニックに最適だよ。
- ニュース今回の台風による被害が少なかったのは、天恵とも言えるでしょう。
- 文学彼の詩には、自然の天恵に対する感謝が込められていた。
小説での「天恵」の使い方
...そして天恵の泉も...
テオフィル・ゴーチエ Theophile Gautier 芥川龍之介訳 「クラリモンド」
...――少くとも僕に「あきらめ」の天恵の下るとすれば...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...斯くの如き天恵に乏しい国に生れた吾々は...
井上準之助 「最近欧米に於ける財政経済事情」
...独逸は他国に比して余り天恵に富んで居る国ではありませぬ...
井上準之助 「最近欧米に於ける財政経済事情」
...また天恵もないではない...
大下藤次郎 「白峰の麓」
...その天恵を享受しているこの日本にあっては...
高浜虚子 「俳句への道」
...それが第一の天恵である...
高浜虚子 「別府温泉」
...その遺物遺跡を見るに、世界のあらゆる石器時代の土器に比して優位をしめてゐる程であるとも言はれ、今の北海道アイヌの祖先は、古くから北海道に住んで、本州の文化に触れること少く、土地隔絶、天恵少く、随つて石器時代にも、奥羽地方の同族に見るが如き発達を遂げるに到らず、殊に近世は、松前藩以来、内地人の圧迫を被ること多く、甚しく去勢されて、堕落の極に達してゐるのに反し、奥羽のアイヌは、溌剌と独自の文化を誇り、或いは内地諸国に移住し、また内地人も奥羽へ盛んに入り込んで来て、次第に他の地方と区別の無い大和民族になつてしまつた...
太宰治 「津軽」
...私にとつては一つの天恵だ...
種田山頭火 「其中日記」
...「もしも同じだったらあなたは天恵を授かって...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...しかるに現代の日本ではただ天恵の享楽にのみ夢中になって天災の回避のほうを全然忘れているように見えるのはまことに惜しむべきことと思われる...
寺田寅彦 「日本人の自然観」
...彼女にとってはそれが偶然の天恵だった...
豊島与志雄 「理想の女」
...天恵のごとくその殺戮中の至る所に身を現わす彼がいたために...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...この畑灌漑によって初めてその天恵を十分に利用しているのである...
中谷宇吉郎 「コロラド通信」
...それらの天恵の中でも...
中谷宇吉郎 「雑魚図譜」
...いやもう羨ましい天恵(てんけい)を享受している次第で! 大概の上流の紳士は...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...「――天恵です、それに一案があるのです...
吉川英治 「三国志」
...おおむねそういう天恵な機会であった...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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