...この話をどんなに夢中できいたことでしょう...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「人魚のひいさま」
...夢中で上からさがっている縄をひいた...
海野十三 「骸骨館」
...それからはもう、むが夢中でした...
江戸川乱歩 「黄金豹」
...夢中でバルーンを降してしまいました...
大阪圭吉 「デパートの絞刑吏」
...酔った三人は夢中で議論した...
谷崎潤一郎 「The Affair of Two Watches」
...夢中で着物をぬいでいた...
徳田秋声 「あらくれ」
...自分は夢中で車を走らした...
永井荷風 「新歸朝者日記」
...そして「ミミーとなくからミミーという名にしましょう」といったこの仔猫の命名者達も火燵の中で絵本の切り抜きに夢中である...
中谷宇吉郎 「米粒の中の仏様」
...板倉屋は近頃お駒に夢中で...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...夢中で飛び込んだ軒下は運惡く空店(あきだな)で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...無我夢中で逃げて行く...
ジョナサン・スイフト Jonathan Swift 原民喜訳 「ガリバー旅行記」
...ジョバンニはまるで夢中で橋の方へ走りました...
宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」
...ジヨバンニはまるで夢中で橋の方へ走りました...
宮沢賢治 「銀河鐵道の夜」
...夢中で駆け戻って来たのである...
山本周五郎 「新潮記」
...仕事のほうに夢中でいろごとなんぞには見向きもしませんでした...
山本周五郎 「花も刀も」
...それから無我夢中であの岩山の上に駈登って...
夢野久作 「S岬西洋婦人絞殺事件」
...無我夢中で逃げまろんだ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...やはり夢中であった...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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