...夕霧が出ているので、運転に注意してください...
...夕霧で視界が悪くなってきたので、明かりを点けた方がいい...
...夕霧の中を歩くのは不安だ...
...夕霧がきれいだなと思っていたら、すっかり日が暮れてしまった...
...夕霧が深くなってきたので、早めに帰りましょう...
...何しろ夕霧と云い...
芥川龍之介 「或日の大石内蔵助」
...主人の命をうけた夕霧が筑前国の芦屋の館へ下って...
上村松園 「謡曲と画題」
...三(み)や四(よ)や夕霧(ゆふぎり)さん………夢(ゆめ)春(はる)の夜(よ)の...
竹久夢二 「桜さく島」
...妻戸の前の縁側によりかかって夕霧は女房を呼び出したが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...夕霧はいろいろと恋の苦しみを訴えた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...もっともであると夕霧も知っているのであるが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...ますます愛嬌の出てくる夫人を夕霧は笑顔(えがお)で見ながら...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...「馴(な)るる身を恨みんよりは松島のあまの衣にたちやかへましどうしてもこのままでは辛抱(しんぼう)ができない」と独言(ひとりごと)するのに夕霧は気づくと...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...こんな扱いを私になさることはいいことだろうか」取り次ぎによって夕霧はこう妻を責めた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...遺骸(いがい)になった人にせよもう一度見る機会は今この時以外にあるわけもないと夕霧は思うと...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...この自分を離れてしまうような気持ちのする心はそのままこの遺骸にとどまってしまうのではないかというような奇妙なことも夕霧は思った...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...夕霧の右大臣も自身の公達(きんだち)よりもこの人を秘蔵がって丁寧に扱うのであった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...夕霧の右大臣などはかえって兄弟の情をこの夫人に持っていて...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...彼の頭の中のように夕霧の立籠めた中からポカリポカリと光り出して来る自動車の燈火(あかり)やネオンサインに魘(おび)え魘えよろめいて行くうちに...
夢野久作 「殺人迷路」
...やがて夕霧の裡(うち)から近づいてきたのは...
吉川英治 「三国志」
...夕霧のうちで口笛がつんざいた...
吉川英治 「新・水滸伝」
...夕霧にしたことじゃ...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...洩(も)らして去ろう』冷たい秋の夕霧が...
吉川英治 「山浦清麿」
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