...「つね」の「づね」に変ずるは理解すべし...
芥川龍之介 「文部省の仮名遣改定案について」
...集中的な規則正しい星雲塊に変ずるものと思われる...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...人の心変ずるも道の変ずるにあらず...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...国運はその中心の勢力の移動によって変ずるものである...
大隈重信 「勢力の中心を議会に移すべし」
...詩的説話に変ずるものに非ず...
高木敏雄 「比較神話学」
...器物に変ずるの一事は...
高木敏雄 「比較神話学」
...ともすれば不信から憎悪に変ずるのをどうしようもなく...
田中英光 「さようなら」
...また熱にも変ずる...
寺田寅彦 「物質とエネルギー」
...ほとんどあらゆる新奇なるふうにその方向を変ずる...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...制作に於て実験的にこのプリズムの順序を変ずることを試みて見るのも一つの研究であろう...
中井正一 「「壇」の解体」
...憎悪に変ずるのであります...
中里介山 「大菩薩峠」
...月光紅(くれない)に変ずるのも只事ではない...
中里介山 「大菩薩峠」
...遺恨角力(いこんずもう)に変ずることもないではない...
中里介山 「大菩薩峠」
...それからその絡みつく強さの変ずるたびに...
夏目漱石 「行人」
...激しい刺激と変ずる訴え方である...
夏目漱石 「三四郎」
...いざとなると十人が十人まで皆自然主義に変ずると云う事実であります...
夏目漱石 「文芸と道徳」
...ア行ヤ行ワ行音の前では促音となり次の音はタ行音に変ずる...
橋本進吉 「国語音韻の変遷」
...著しくその質を変ずるのである...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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