...集中的な規則正しい星雲塊に変ずるものと思われる...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...』『其の坊さんは大変ずるかつたんですね...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...私はそこで大変ずるいことを考えました...
伊藤野枝 「「別居」について」
...且て人間堕落の原因と云はれた恋愛が人間の幸福の一手段と変ずる時は厭世...
エレン・ケイ 伊藤野枝訳 「恋愛と道徳」
...なんぞあえてその固有の宗教を変ずるを要せんや...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...六 藁が真綿になる話藁(わら)にある薬品を加えて煮るだけでこれを真綿に変ずる方法を発明したと称して...
寺田寅彦 「路傍の草」
...憎悪に変ずるのであります...
中里介山 「大菩薩峠」
...月光紅(くれない)に変ずるのも只事ではない...
中里介山 「大菩薩峠」
...動物学者は白い烏を見た以上は烏は黒いものなりとの定義を変ずる必要を認めねばならぬごとく...
夏目漱石 「作物の批評」
...物と物との結合を変ずることでなければならない...
西田幾多郎 「絶対矛盾的自己同一」
...pからFに変ずるのが普通であって...
橋本進吉 「国語音韻の変遷」
...即座に変ずるのである...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...その大(おおい)に変ずるに至(いたっ)ては...
福沢諭吉 「旧藩情」
...教場また教則に少しく趣を変ずることもあるべし...
福沢諭吉 「慶応義塾学生諸氏に告ぐ」
...しかしまた名誉心は極めて容易に虚栄心に変ずるものである...
三木清 「人生論ノート」
...実際と反対に蛇が竜に変ずるてふ誤信を大いに翼(たす)け...
南方熊楠 「十二支考」
...なにが善だ! 昨日まではあんなに重んぜられたのに明日はもう捨てて顧みられなくなるなんて!(c)川一筋を隔てればたちまちに罪悪に変ずるなんて!なにが真理だ! 山のこちら側だけで真理...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...別に開発前の称呼を変ずる必要を見なかったためである...
柳田國男 「地名の研究」
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