例文・使い方一覧でみる「塋」の意味
スポンサーリンク...おくつきに跪（ひざまづ）きわが父の墳塋（おくつき）にとこしへの愛をわれにちかひぬ... 
ペドロ・アントニオ・デ・アラルコン Pedro Antonio de Alarcon 上田敏訳 「「黒瞳」より」
...墳塋（おくつき）のうちに入らば...
トゥルゲニエフ Ivan Tourguenieff 上田敏訳 「あすは、明日は、」
...「墳塋（おくつき）に寂しく眠る人のごと...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...墳塋（おくつき）にして...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...ともかく兵員一人としてこの塋域（えいいき）を乱すものとてもなく...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...その塋域（えいいき）の清浄さに至っては...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...そしてそのたびに私のけがれた塋穴の十字架に向ってさしのべた瞬間に私の死が私を襲うであろうという事を...
チェスタートン 直木三十五訳 「金の十字架の呪い」
...世に無き人のあと殘す其墳塋の上にたつ圓き柱を見る如く...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...而して次に墳塋の位置を劃して其基礎を...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
... 50屍體を馬に曳かしめて親しき友の墳塋をり行くなり...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...井上氏の塋域（えいいき）を問ふ...
永井荷風 「礫川※［＃「彳＋淌のつくり」、第3水準1-84-33］※［＃「彳＋羊」、第3水準1-84-32］記」
...勘次（かんじ）は追憶（つゐおく）に堪（た）へなくなつてはお品（しな）の墓塋（はか）に泣（な）いた...
長塚節 「土」
...その墳墓が主人の塋（けい）域を囲んで並んでいるのを見ると...
中山太郎 「本朝変態葬礼史」
...それは初期の地下塋窟の見本ともいうべき壁龕になってるらしく...
野上豊一郎 「処女の木とアブ・サルガ」
...嵯峨の先塋（せいえい）に詣ずる時などは...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...長崎にある津田繁二さんは徳見氏の塋域（えいゐき）二箇所を歴訪したが...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...「如今独君在、余子尽墳塋...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...願行寺なる父祖の塋域（えいいき）に葬られた...
森鴎外 「細木香以」
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