...垂死の状態にある - In a dying state...
...垂死の命を救う - Save the life of a dying person...
...垂死に臨む - Face death...
...垂死の間に - In the last moments of life...
...垂死にする - Be on the verge of death...
...垂死(すいし)の母を見て来た癖に...
芥川龍之介 「お律と子等と」
...或は又自分一身の興味打算――皆直接垂死の師匠とは...
芥川龍之介 「枯野抄」
...この垂死の老婆にとって...
芥川龍之介 「偸盗」
...垂死(すいし)の僕の父を残したまま...
芥川龍之介 「点鬼簿」
...垂死の人が死に急ぐやうに陽は夜に急ぐ...
有島武郎 「潮霧」
...)厨(くりや)の口に横はるは垂死(すゐし)の女(をんな)か...
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」
...垂死(すゐし)の人も安んじて...
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」
...殆ど垂死の大病に取りつかれていた居士を失望さしたという事は申訳のないことであった...
高浜虚子 「子規居士と余」
...それだけの辯護ではどこか三藏の腑に落ちぬ處もあつたが何にせよ垂死の病人を目の前に控へてゐる事であるから三藏も其以上は問はなかつた...
高濱虚子 「俳諧師」
...この垂死の老祖父を笑わせる積りで...
田中英光 「さようなら」
...垂死の兵士の叫喚(うめき)が響き渡る...
田山花袋 「一兵卒」
...」「犬にゃ野垂死(のたれじ)にが丁度似合っとる」と...
チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「女房ども」
...しかしてこの哀れなる垂死の人の生涯を夢みた時...
寺田寅彦 「凩」
...手柄を立てて――このまま乏しい金がつきて、野垂死をして、それで完うなるような、女々しい恋を、わしは武士の恋とは思わぬ...
直木三十五 「南国太平記」
...筆力は垂死の病人とは思えぬ程慥(たしか)である...
夏目漱石 「『吾輩は猫である』中篇自序」
...ついには野垂死(のたれじ)ぬ外はない運命を...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...松街道で野垂死にしたとかいふ奴があるので...
室生犀星 「命」
...ドウ抜けて来たものか野垂死(のたれじに)もせずに...
夢野久作 「キチガイ地獄」
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