...御蔭の松、名のみ高けれど、見るには足らず...
大町桂月 「冬の榛名山」
...インド洋の熱風に溶けてアレキサンダー大王がその名のみを聞いた諸港に上陸するのだ...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...いたずらに手紙上手の名のみ高い...
太宰治 「もの思う葦」
...結婚しても公爵夫人とは名のみで...
橘外男 「グリュックスブルグ王室異聞」
...これは道とは名のみ! 幅一尺もあるかないかの小径(こみち)に過ぎぬ...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...名のみ残っていて...
直木三十五 「大阪を歩く」
...往時編笠かぶりて心中の沙汰なぞ唄(うた)ひ歩みし読売(よみう)り今は縁日(えんにち)の夜の唱歌となるもまた物同じくしてその名のみ同じからざる一例となすべし...
永井荷風 「桑中喜語」
...この辺が海であったのは、遠い昔のことで、鳴海は名のみ、今は鳴らずの海だという...
中里介山 「大菩薩峠」
...五万円の遺産分配――それは名のみ...
長谷川時雨 「一世お鯉」
...名のみ立派の原田勇に離縁されたからとて夢さら残りをしいとは思ひませぬけれど...
樋口一葉 「十三夜」
...友達その白鼠は名のみ聞いて見た事なし...
南方熊楠 「十二支考」
...実を去って虚名のみを付与するようになったのは...
柳田国男 「家の話」
...同じ文化の連鎖は地名のみと言わず...
柳田國男 「和州地名談」
...物を言うのはおそらくは地名のみだが...
柳田國男 「和州地名談」
...粛兄ただ一名のみ...
吉川英治 「三国志」
...見れば、寺とは名のみの、ひどい茅葺堂(かやぶきどう)が一宇と、僧の住むあばら屋が、堂の裏にあるだけに過ぎない...
吉川英治 「宮本武蔵」
...それでは「名のみ」を文字通りに光源氏という名の意味に解して、「光源氏という名は光るなどという言葉のためにいかにもことごとしいが、それは名のみで、実は言い消されるようなことが多いのに、なおその上内証事まで伝えた世間は口が悪い」と解すべきであるか...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...しかしそれは名のみである...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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