...こうして当番に就(つ)く者も少いほどの危険な状態に皆を残して出て来たことに対して...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...200人以上が多かれ少なかれ危険な状態であった...
ジョン・スノウ John Snow 水上茂樹訳 「コレラの伝染様式について」
...選手はほとんど半死半生の危険な状態のようにも見え...
太宰治 「トカトントン」
...必ずしも危険な状態ではない...
谷崎潤一郎 「細雪」
...しろうと眼にも可なり危険な状態のように見受けられるので...
谷崎潤一郎 「細雪」
...つまりそんな危険な状態がかなりの間続いたらしい...
外村繁 「澪標」
...イギリス軍は危険な状態にあった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...これほど危険な状態でしかもこれほど完全な安心は...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...そういう危険な状態に身を置くことは不覚千万のようだけれど...
中里介山 「大菩薩峠」
...極めて危険な状態を生じ...
仁科芳雄 「原子力の管理」
...つぎの瞬間には沈むかという危険な状態でメリク岬の鼻をかわしたが...
久生十蘭 「海難記」
...幕府の諸侯取潰(とりつぶ)しの政策に口実を与えるような危険な状態になった...
久生十蘭 「鈴木主水」
...危険な状態である...
牧逸馬 「双面獣」
...この危険な状態をそのまま...
横光利一 「欧洲紀行」
...まことに危険な状態にあったといわねばならない...
吉川英治 「三国志」
...危険な状態をもちつづけている美濃の斎藤家に...
吉川英治 「新書太閤記」
...成るか成らぬかの極めて危険な状態にも立ち至るだろう...
吉川英治 「新書太閤記」
...どういう危険な状態にあったのかすら...
吉川英治 「源頼朝」
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