...ゾシマは「白状するのがほんとうだ」と勇気づける...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...克彦はいつもの勇気づけの言葉をかける気になれなかった...
江戸川乱歩 「月と手袋」
...二つの獲物は私を非常に勇気づけた...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「恐怖の幻兵団員」
...その親しみのある手触りがいくぶん私を勇気づけてくれた...
アンブローズ・ビアス Ambrose Bierce 妹尾韶夫訳 「マカーガー峽谷の秘密」
...私を異様に勇気づけた...
太宰治 「善蔵を思う」
...そしてスメールはそれに依って勇気づけられて常には容易に話せないような色々な奇妙な事について話した...
チェスタートン 直木三十五訳 「金の十字架の呪い」
...彼は商売に退嬰的な甥を勇気づけた...
徳田秋聲 「芭蕉と歯朶」
...インテリを勇気づけたのである...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...自分を勇気づけようとしている努力の表情など...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...勇気づけてやろうと思ったのか...
林芙美子 「泣虫小僧」
...Kははいるように彼を勇気づけてもよかったが...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...汚染されたのはホンの表面丈に過ぎないと云う新らしい発見が私教員を何よりも強く勇気づけた...
松永延造 「職工と微笑」
...私はたいへんよろこび、勇気づけられ、なるべく深く読みこもうと努力しました...
三好十郎 「清水幾太郎さんへの手紙」
...私などそれから無限の教訓と勇気づけとを受けとることができるが...
三好十郎 「抵抗のよりどころ」
...勇気づけられるのである...
山之口貘 「月見草」
...それに勇気づけられたように告白を続けた...
山本周五郎 「風流太平記」
...荒木どのを勇気づけているものは...
吉川英治 「新書太閤記」
...その実行を勇気づけていたかとも思われる...
吉川英治 「新書太閤記」
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