...神によってあの勇壮なる生涯を送ったという...
内村鑑三 「後世への最大遺物」
...せめては勇壮なる牛姿の一瞥だけでも持たばやと檻を眼がけて犇(ひし)めくのが常例だが...
谷譲次 「踊る地平線」
...最初は「蹶起部隊」という勇壮な名によって...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...人間の魂の最も勇壮な飛躍にも...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...純粋な勇壮な自由なフランスという観念を...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...勇壮な冒険者の面影が...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...二人を結びつけていたクリストフの思想や勇壮な理想主義に興味を失ってきたことには...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...あるいは野蛮なる集団が現われあるいは勇壮なる徒党が現われた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...その人には勇壮な方面と曖昧(あいまい)な方面とがあった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...」勇壮な少年は答えた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...僕は田舎にゐると毎朝毎夕欠かすことなく不思議に勇壮な運動を試みます...
牧野信一 「僕の運動」
...勇壮な同時に病弱な容子をした人――交霊信者の退職騎兵大尉と...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「予言者の家で」
...点呼のとき青年団員が復唱するような勇壮な調子で入営について書いてあり...
宮本百合子 「寒の梅」
...沛然という勇壮なのではありませんけれども...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...勇壮な階調をもって...
吉川英治 「上杉謙信」
...相府直属の楽士が奏する勇壮な音楽などに陶酔して...
吉川英治 「三国志」
...などという一場(いちじょう)の勇壮なる話もある...
吉川英治 「私本太平記」
...同じ日、同じ刻限だが、例外でも、こういう勇壮な、そして麗(うるわ)しい例外もある...
吉川英治 「新書太閤記」
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