...助船(たすけぶね)...
泉鏡花 「浮舟」
...救助船(たすけぶね)で濟度(さいど)に顯(あらは)れたやうに見(み)えたんです...
泉鏡太郎 「艶書」
...助船(たすけぶね)...
泉鏡太郎 「大阪まで」
...すぐ傍まで救助船が來てるかも知れませんよ...
ヘンリック・イブセン Henrik Ibsen 島村抱月譯 「人形の家」
...うまく救助船にみつけられ...
海野十三 「爆薬の花籠」
...待っていた救助船が現われたように...
谷譲次 「踊る地平線」
...既に万一の場合のために用意されてゐた二隻の救助船も出動し...
豊島与志雄 「北極のアムンセン」
...さすれば自分は救助船に載せられて...
永井荷風 「黄昏の地中海」
...救助船が行ったとき...
久生十蘭 「海難記」
...幾十隻かの救助船や捜査船が探してまわったが...
久生十蘭 「南極記」
...救助船の一隻や二隻は現れるだろうと...
牧逸馬 「運命のSOS」
...最初の救助船カルパセア号が現場に到着した...
牧逸馬 「運命のSOS」
...水平線上に救助船が現れたことは...
牧逸馬 「運命のSOS」
...本船の位置を確報して救助船に無駄な動きをさせずに一刻も早く誘き寄せるのが大変な仕事なのだ...
牧逸馬 「運命のSOS」
...その前に救助船が来ることを確信して...
牧逸馬 「運命のSOS」
...ボウトは一線になって漕ぎ乍ら救助船を待っている...
牧逸馬 「運命のSOS」
...救助船は近づき得るだろうか――良人を失った妻や父母と別れた子供が時どき思い出したように涕り泣く他...
牧逸馬 「運命のSOS」
...御老人……」と内記は助船(たすけぶね)に出会うたように顔を上げた...
夢野久作 「名君忠之」
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