...また一方では凋落しかかった星団があってその中に見える変光星は衰亡の近づいたことを示している...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...しかもそれさえ今年は枯凋のきざしが見えている...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...群雄次第に凋落し雄圖は鴻の去るに似て山河幾とせ秋の色榮華盛衰こと/″\くむなしき空に消行けば世は一塲(いちぢやう)の春の夢...
土井晩翠 「天地有情」
...年齢も自分の無限の変心性を凋(しぼ)ますことは出来ず...
コナン・ドイル 三上於莵吉訳 「空家の冒険」
...今夜の彼女はさながら凋(しぼ)みきった花のように...
徳田秋声 「仮装人物」
...凋(しお)れた月見草の花を折って...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...幼年時代の消耗し凋(しぼ)みはてた魂が剥落(はくらく)するのを見ながらも...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...凋落(ちょうらく)はほど近い...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...そして誰もがこの大貴婦人の凋落する瞬間を見ようとやたらに急いでいたので...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...「お助けを!」輕侮(けいぶ)の念が冷くロチスター氏の心に來た――何か障礙(しやうげ)が凋ませて了つたやうに...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...彼女がさわるとたちまちに凋(しお)れた花束のことや...
ホーソーン Nathaniel Hawthorne 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...これまでどれ一つ凋(しぼ)んだことのなかった草花や露を帯びた花までが...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...和算家は次第に凋落し...
三上義夫 「和算の社会的・芸術的特性について」
...諸植物もことごとく凋(しぼ)み枯る...
南方熊楠 「十二支考」
...少数人の懐が肥ゆるほど村落は日に凋落し行くこそ無残なれ...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...滑稽に凋れて歎息した...
宮本百合子 「伊太利亜の古陶」
...またしとやかに雇人の不実や夫の放蕩や己れの老衰凋落のやるせなさなどに堪えられるように...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...花の凋(しぼ)むように乱菊の消えた平凡な黄昏の空のなかに...
山川方夫 「昼の花火」
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