...平門の小冠者を誅するは目前にありとは...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...所收――「猿面冠者」「ダス・ゲマイネ」「二十世紀旗手」「新ハムレツト」このたびの選集には...
太宰治 「『猿面冠者』あとがき」
...一人の小冠者が走(は)せつけて来ました...
中里介山 「大菩薩峠」
...小冠者といっても...
中里介山 「大菩薩峠」
...この只ならぬ小冠者の気合に呑まれて...
中里介山 「大菩薩峠」
...田代の冠者(かんじゃ)で覚えている...
中里介山 「大菩薩峠」
...隣国の近江では死を以て待たれたこの小冠者も...
中里介山 「大菩薩峠」
...元気回復△覆面冠者が紫頭巾となつた事は公の事実です...
牧野信一 「〔編輯余話〕」
...益田太郎冠者の「ドッチャダンネ」「唖の旅行」系列のボードビルめいた喜劇があり...
正岡容 「大正東京錦絵」
...つれ王丸という冠者...
南方熊楠 「十二支考」
...うしろの小冠者へ物をいう風なので...
吉川英治 「私本太平記」
...どこやら乳くさい小冠者(こかんじゃ)...
吉川英治 「新書太閤記」
...あの冠者のようにはなるまい...
吉川英治 「親鸞」
...鞍馬の冠者のうわさが出たところだけに...
吉川英治 「親鸞」
...源氏の三河守範頼(のりより)(蒲冠者(かばのかじゃ))の深入りを捉えて...
吉川英治 「随筆 新平家」
...仔細はこうです」箱田の冠者は...
吉川英治 「源頼朝」
...毛利冠者(かんじゃ)頼隆と申されて...
吉川英治 「源頼朝」
...「暮春者春服既成、冠者五、六人、童子六、七人、浴乎沂、風乎舞、詠而帰」の句は、古来多くの人に愛せられた...
和辻哲郎 「孔子」
便利!手書き漢字入力検索