...彼女の装いはとても典雅だった...
...この部屋は典雅な雰囲気が漂っている...
...あのレストランは典雅な雰囲気があり、高級感がある...
...彼の言葉使いはいつも典雅で、聞いていて気持ちがよい...
...典雅な曲調のクラシック音楽が好きだ...
...典雅な曲線とか装飾的な末端とかいうものは薬にしたくも見当らぬといって...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...それ等の魚のとりまとめ方が実に典雅でよかった(図202)...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...典雅な姿態と様子とからなり...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...かかる典雅な蜜柑容器を...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...今ははや悲しきほどに典雅(てんが)なる荒野(あれの)をわれは横ぎりぬ...
伊東静雄 「詩集夏花」
...「優雅典雅の狂い」というものは感じない...
上村松園 「花筐と岩倉村」
...不起訴ということになって、やがて出牢できたけれども、男は、そのときの検事の笑いを思うと、五年のちの今日(こんにち)でさえ、いても立っても居られません、と、やはり典雅に、なげいて見せた...
太宰治 「あさましきもの」
...鷹揚(おうよう)で典雅で上品で...
橘外男 「グリュックスブルグ王室異聞」
...古典派の尊ぶものは、莊重、典雅、明晰、均齊、端正等の美であるのに、すべて此等は自由詩の缺くところである...
萩原朔太郎 「青猫」
...即ち詳説すれば、叙事詩(エピック)の詩題は主に英雄談、冒険談、戦争談であって、その情操は雄大、荘重、典雅、豪壮等の貴族的尊大性を高調している...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...そしてこの叙事詩的(エピカル)の精神は、彼の貴族的なる権力感情の発翔(はっしょう)から、形式に於てどっしりしたもの、荘重典雅のもの、ストア的に厳格のもの、韻律の規則正しく、骨組のがっしりしたものを欲求することからして、必然にこの結婚が生れるのである...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...荘重典雅な形式的の叙事詩(エピック)に始まっている...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...それと同時に此等の宮臣は典雅上品であつた...
平林初之輔 「文学方法論」
...立法者にして殊更に文章の荘重典雅を衒(てら)わんがために...
穂積陳重 「法窓夜話」
...よく猟犬のする典雅なさかしげな姿勢で...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トビアス・ミンデルニッケル」
...たとい原文にそうあったとても典雅荘厳が肝心で...
南方熊楠 「十二支考」
...典雅な筆つきと見えた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...どんなに典雅(てんが)で平和で女性(にょしょう)の幸福を集めているところかと...
吉川英治 「親鸞」
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