...彼女の装いはとても典雅だった...
...この部屋は典雅な雰囲気が漂っている...
...あのレストランは典雅な雰囲気があり、高級感がある...
...彼の言葉使いはいつも典雅で、聞いていて気持ちがよい...
...典雅な曲調のクラシック音楽が好きだ...
...典雅高貴の風格を備へ...
アーヴィング 高垣松雄訳 「クリスマス・イーヴ」
...典雅に垂れ下る一種の寛衣(かんい)であり...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...それ等の魚のとりまとめ方が実に典雅でよかった(図202)...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...典雅な姿態と様子とからなり...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...典雅な姿を寫し取るために止(とゞ)まつてゐた...
鈴木三重吉 「赤い鳥」
...不起訴ということになって、やがて出牢できたけれども、男は、そのときの検事の笑いを思うと、五年のちの今日(こんにち)でさえ、いても立っても居られません、と、やはり典雅に、なげいて見せた...
太宰治 「あさましきもの」
...同じ紅色でも前記の素足の爪紅(つまべに)に比べるとこのほうは美しく典雅に見られた...
寺田寅彦 「自由画稿」
...典雅といえば皆スカンディナヴィアふうかカレドニアふうかであった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...典雅な腰の線を眺めていた...
直木三十五 「南国太平記」
...この七千尺の大屏風の中に描かれた典雅にして明媚(めいび)なる大和絵の数々は一行の人の心を陶然として酔わしむるに充分でありました...
中里介山 「山道」
...佐藤春夫は典雅纎細...
南部修太郎 「氣質と文章」
...一種の感情家のいわんが如くに、日本は挙げて一個の美術国たるべく、吾人は国民をして、この国土の如くに美しからしむべく、吾人は、吾人の運命をして、世界他邦の玩具ならしむべきものならんには、吾人は我が子孫を教育するに、祖先の厳正なる性格に則(のっと)らずして、典雅魂を奪い、麗美心を蕩(とろか)すべきの法を以てし、かくのごとくして、吾人をして、今や衰境に陥(おちい)れるラテン民族の如くに美しからしむるを可なりとせん...
新渡戸稲造 「我が教育の欠陥」
...即ち詳説すれば、叙事詩(エピック)の詩題は主に英雄談、冒険談、戦争談であって、その情操は雄大、荘重、典雅、豪壮等の貴族的尊大性を高調している...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...プルタルコスはものしずかな・典雅な社会にもかなうような・プラトン流の意見をもっている...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...山口は踊りの中の一人の典雅な支那婦人を見付けて囁いた...
横光利一 「上海」
...声をひそめて浮き上った彼女の典雅な支那沓(ぐつ)が...
横光利一 「上海」
...優婉典雅にあらはされてゐるが...
吉川英治 「折々の記」
...蘆屋(あしや)のような典雅(てんが)な地紋などありませぬが...
吉川英治 「新書太閤記」
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