...六つの人形にこうやくをぬってやりました...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「旅の仲間」
...見たところ六つぐらいの大きさで...
江戸川乱歩 「鉄人Q」
...山畠を五つも六つも越えて...
鈴木三重吉 「千鳥」
...程なく學校が始まつて獨逸語は愈六つかしくなる...
高濱虚子 「俳諧師」
...銀の玉六つの玉に目をつけて...
知里真志保 「あの世の入口」
...七万両の夢を見るのも六つかしいぞ...
野村胡堂 「大江戸黄金狂」
...六つかしい問題である...
野村胡堂 「随筆銭形平次」
...渋谷から六つ目だかの高田の馬場で降りると...
林芙美子 「泣虫小僧」
...これでいくつ目です」「六つ目...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...五百台が五つ六つの縦隊をつくって...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...ヒョロヒョロとした茎に六つか七つの花が着いて居るという意味である...
牧野富太郎 「植物記」
...此年棠軒三十五、妻柏三十四、子平安十、紋次郎二つ、女長十五、良十三、柏軒の子磐安二十、平三郎八つ、孫祐六つ、女国二十五、安十七、柏軒の妾春四十四であつた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...六つの年から母の手ひとつで育てあげられた...
矢田津世子 「神楽坂」
...たしか六つぐらいで死んだ人があった...
柳田国男 「故郷七十年」
...としも男より五つ六つは上だろう...
山本周五郎 「さぶ」
...市松はそれより五つか六つ年上だった...
吉川英治 「新書太閤記」
...五つ六つある墓石の下を探ったりしたがやっぱり何事もなかった...
モーリス・ルプラン 菊池寛訳 「奇巌城」
...アダムより世の終りに至るまでの六つの時期の歴史を読んだ...
和辻哲郎 「鎖国」
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