...支那事変や大東亞戰爭には全力をあげて反對したのである...
石原莞爾 「新日本の進路」
...全力をあげて火星兵団とたたかうぞ」「おお...
海野十三 「火星兵団」
...両人は全力をあげて能率的に互いを助け合ったつもりだったが...
海野十三 「地球発狂事件」
...全力をあげて吹雪の中を極地へ近づこうと...
海野十三 「地底戦車の怪人」
...わが軍は、全力をあげて、守備を固くし、敵を撃退すべし――というところだけを、放送せい」「はい」そういっているうちに、例の怪しい呻りは、急に頭上にさし迫ってきた...
海野十三 「二、〇〇〇年戦争」
...敵機が着陸したら、直(すぐ)に毒瓦斯(どくガス)部隊で取り囲んで、敵を殲滅(せんめつ)してしまえ」「は」ラック大将の命令一下、マイカ防衛兵団は、全力をあげて、かの大胆な侵入部隊に立ち向った...
海野十三 「二、〇〇〇年戦争」
...念のためもう一度全力をあげて探すことを思い立ち長い間かかって厳密に調べたのです...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「魂の喘ぎ」
...全力をあげて日本を救えとさけび...
鈴木三重吉 「大震火災記」
...全力をあげて援助しなければならんのです...
アントン・チェーホフ 神西清訳 「桜の園」
...トロイア勢は全力をあげて勝利を信じつつ猛然として寄せ來る...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...やはり明治維新を産み出した當時の日本と日本人の力に全力をあげてすすまねば...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...グリゴリイが全力をあげて主人のために敢然として立ったのは...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ...
日本国 「新憲法の解説」
...西沢が全力をあげて混ぜっかえすにもかかわらず...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...だがもしお前が全力をあげて自分でやろうというのなら...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...大臣家が全力をあげて後援していることであったし...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ...
山浦貫一 「新憲法の解説」
...決してお恨みとは存じませぬ」二魏が全力をあげて来た征呉大艦隊は...
吉川英治 「三国志」
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