...彼女のヘアスタイルはとても艶美だ...
...この絵の色遣いは艶美で、目を引く...
...彼は艶美な話術を持っている...
...彼女の肌は艶美で、丁寧なケアが必要だ...
...そのイベントはとても艶美な雰囲気で楽しかった...
...○錦絵のもつあの艶美な夢心地のような韻致(いんち)――と申しますか...
上村松園 「浮世絵画家の肉筆」
...あの冷たいまでに艶美な妻が...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...艶美のアレクサンドロス其時答へて彼に曰ふ――『汝の苛責皆正し...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...艶美秀づるレスボスのこれらの少女贈るべし...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
... 555クレオパトレー艶美なる妻のかたへに身を留む...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...その令嬢の艶美(えんび)を想像し...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...たとへやうもない艶美なものだつたのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...その肉声も艶美だ...
長谷川時雨 「豊竹呂昇」
...どの作のどの女(ひと)を見ても、幽艶、温雅、誠実、艶美、貞淑の化身(けしん)であり、所有者でありながら、そのいずれにも何かしら作者の持っていたものを隠している...
長谷川時雨 「樋口一葉」
...艶美に取乱したようすで入って来ると...
久生十蘭 「魔都」
...又平常(ふだん)でも艶美を増す為めに是を用ゐる婦人も少なくはない...
堀口九萬一 「東西ほくろ考」
...要するに黒と白とのコントラストを利用して全身にその艶美を増す為めの一つの化粧法なのである...
堀口九萬一 「東西ほくろ考」
...その妻女艶美でしばしば貴人に御目留まる賤民乾闥婆と呼ばるるあり...
南方熊楠 「十二支考」
...驚くべく艶美な人である...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...めまぐるしい艶美さとをあらわしつつ私の眼の前に蔽(おお)いかかって来たのであった...
夢野久作 「鉄鎚」
...色鍋島の絢爛(けんらん)艶美(えんび)な彫琢(ちょうたく)と若々しい光彩の漲(みなぎ)った名品が...
吉川英治 「増長天王」
...鏡の前にあった清麗も艶美も...
吉川英治 「日本名婦伝」
...ヴィナスの艶美にも似た印象をわれわれに与える...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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