...「烏啼天駆の如き傍若無人(ぼうじゃくぶじん)の兇賊を現代に蔓(はびこ)らせておくことは...
海野十三 「奇賊は支払う」
...正に兇賊(きょうぞく)痣蟹に違いなかった...
海野十三 「恐怖の口笛」
...敏速に兇賊逮捕の陣容を整えた...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...いかな兇賊も運の尽きに違いない...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...空の兇賊が今にも爆弾を投下するが如くに逃げまどった...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...兇賊アルセーヌ・ルパンと早変りをしたのだ...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...自分の友達の多少魯鈍(ろどん)なのを兇賊(きようぞく)に仕立てたりして...
南部修太郎 「探偵小説の魅力」
...きょうのま昼をきして稀代の兇賊という悪名のもとにさび槍につらぬかれて...
野村胡堂 「幻術天魔太郎」
...下手(へた)にあがくと俺の懐の中で御墨付はズタズタになるぞ」兇賊と御用聞は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...兇賊山脇玄内というのは...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...滅多(めった)に見付かりませんよ」兇賊は何の変哲もない小男で...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...左傷の五右衞門――それはまことに恐るべき兇賊(きようぞく)でした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...兇賊はたつた一人ですが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...兇賊木枯(こがらし)の傳次を追つて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...それは五人の兇賊が...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...兇賊の一団、黒雲五人男の跳梁と、銭形平次の死闘は、これを皮切りに展開されたと言ってもよかったのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...また昔この大神に治伐せられた兇賊のごとくにも伝えて一定せぬが...
柳田国男 「山の人生」
...一方の兇賊たちは...
吉川英治 「私本太平記」
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