...「兄様」は敬語の一種で、年上の男性に対して丁寧な呼び方...
...「兄様に相談してみよう」と言って、年上の男性に意見を求めるときに使われる...
...「兄様の誕生日には何を贈ろうか」と、兄弟や親戚が話し合うときに使われる...
...「兄様と過ごした子供時代は懐かしい」と、思い出話をするときに使われる...
...「兄様が怒る前に謝った方がいいよ」と、注意を促すときに使われる...
...その当日やはり吉岡さんはお兄様とご一緒に日光においでになったのではありませんか?」「いいえ一緒ではございませんでした...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「情鬼」
...貴方のお兄様に頼んでお父様にでも...
橘外男 「仁王門」
...おととさまか梅兄様に読みよきように写しもらい候え...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...お兄様の生死を案じなされて――」「たわけっ...
直木三十五 「南国太平記」
...すると清は澄(すま)したものでお兄様(あにいさま)はお父様(とうさま)が買ってお上げなさるから構いませんと云う...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...お兄様を刺すつもりで来たんだから」燿子は相変らず物の底の底まで見透しております...
野村胡堂 「水中の宮殿」
...兄様(にいさん)兄様と声を限りに呼べば...
樋口一葉 「うつせみ」
...癒つて兄様(にいさん)のお袴(はかま)を仕立て上げまする...
樋口一葉 「うつせみ」
...うちの勉兄様なんか...
牧野信一 「茜蜻蛉」
...様子が違ふといふ気がしたので――」兄様からの手紙は...
牧野信一 「鵞鳥の家」
...お兄様(文治様)の御写真(誌中)...
山崎富栄 「雨の玉川心中」
...花子さんはそれを見て、「お兄様、お人形が焼けなかったからポチもきっと無事ですよ...
夢野久作 「犬と人形」
...その夜の中(うち)にどんな事が兄様や妹の身の上に起こったかという事は...
夢野久作 「白髪小僧」
...お兄様の許嫁(いいなずけ)だった……妾……妾をお忘れになったのですか...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...気も何も違ってやしない」「だってイツモのお兄様と眼の色が違うんですもの……まるで確証を握ったシャロック・ホルムズか義憤に猛り立つアルセエヌ・ルパンみたいよ...
夢野久作 「二重心臓」
...お兄様をお好きにならないとも限らないわ」「タヨリないなあ...
夢野久作 「二重心臓」
...どこか貴方とお兄様とで...
夢野久作 「二重心臓」
...「お兄様ってば……あたしですよ...
夢野久作 「一足お先に」
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