...私はまるで傀儡(くぐつ)の女のようにこの恥しい顔をあげて...
芥川龍之介 「袈裟と盛遠」
...傀儡(くぐつ)の歌の方が面白いかも知れない...
芥川龍之介 「好色」
...それのみでなく産所のうちにはまた祝言遊藝を業とするものが現はれ漂泊の傀儡子と混淆した...
竹内勝太郎 「淡路人形座訪問」
...此地は傀儡子の魃首(かしら)小林六太夫と私稱して其徒居住す...
竹内勝太郎 「淡路人形座訪問」
...豐前古表八幡社の末社四十體神社に三十六體の古朴な傀儡がある...
竹内勝太郎 「淡路人形座訪問」
...俳優乃至傀儡子の徒が一般民衆から蔑視された事實はないやうである...
竹内勝太郎 「淡路人形座訪問」
...とにかく本の形を現わすが宜い」それとともに傀儡は白い蛇となって...
田中貢太郎 「雷峯塔物語」
...聴覚のほうが主になれば役者は材木と布切れで作った傀儡(かいらい)でもよい...
寺田寅彦 「映画雑感(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」
...高等警察が政党政治の傀儡だからいけないという理由は...
戸坂潤 「社会時評」
...人物の性格は殆ど没却されて単に傀儡となり...
豊島与志雄 「現代小説展望」
...作中人物が作者によって勝手に操縦される傀儡(かいらい)になりがちだということが...
豊島与志雄 「死刑囚最後の日解説」
...完全に梅吉の傀儡(かいらい)になって...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...互に傀儡(かいらい)になったことを知りすぎているのだ...
長谷川時雨 「九条武子」
...傀儡女(くぐつめ)を呼んだこともある...
森鴎外 「栗山大膳」
...傀儡師(かいらいし)の尊氏にはさしたる戦意もない...
吉川英治 「私本太平記」
...「傀儡師――なるほど...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...いよいよ飴売(あめう)り傀儡師...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...ほかの山伏だの傀儡師(くぐつし)だの...
吉川英治 「宮本武蔵」
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